こんにちは!趣味探し人、AJIです。
先日お伝えしたミニ四駆。
実際にお店に足を運び、店員さんや実際にミニ四駆で遊んでいる方たちからお話を聞いて、購入してきました。
ミニ四駆についての知識、AJIちゃんのミニ四駆への気概はこちらからどうぞ
では早速、はい ドン!!!
なにやらかっこいいマシンから可愛らしいマシン、さらには工具までありますね。
今日はこのミニ四駆を実際に組み立ててみての感想をお伝えしたいと思います。
結論が見たいという方は目次より「まとめ」までジャンプしてください。
どんな基準で選んだの?値段は?
まず、どのようにしてこの3台のマシンを選んだかをご説明します。
選んだマシンは、画像の左から
- エアロアバンテ スターターキット 1,760円(税別)
- ラウディーブル スターターキット 1,900円(税別)
- ミニ四駆 オオカミGT 1,200円(税別)
となっております。
開封するとこのようなものが入っています。
中身は
- エアロアバンテキット(本体)
- レブチューンモーター2(300円)
- FRPステー(フロント、リヤ)(200円、230円)
- 超速ギヤ(300円)
- サイドマスダンパー(480円)
- スーパーハードタイヤ(300円)
- ブレーキセット(300円)
- 組み立て用工具
が入っていました。色を付けているパーツが、普通の本体キットには付属しないパーツです。※()内の価格は参考価格です。
2つ目のマシン「ラウディーブル」キットも同じような構成になっております。
3つ目のマシン「オオカミGT」にも、トルクチューンモーターPROが付属し、さらにボディーはABS製クリアボディで、塗装済みオオカミ人形も入っています。
今回私がこの3種類を購入したのには理由があります。
前回の記事で説明したように、ミニ四駆は第二次ブームの後も進化を続けており、その中でもひと際大きな変化が「シャーシの多様化」だと私は考えました。
もう一度、今回購入した3台を見てみましょう。
- エアロアバンテ・・・ARシャーシ。第二世代でおなじみであった、モーターが車体後部に設置されたモデル。進化により、電池やモーターの交換をシャーシ裏側から行うことにより、アプローチしやすく抜群の整備性を備えている。
- ラウディーブル・・・FM-Aシャーシ。モーターが車体前部に設置されており、アップダウンの激しいコースでも高い安定性を誇る。
- オオカミGT・・・MAシャーシ。第二世代の人は驚くであろう構造。モーターが車体中央部に設置されている。モーターの動力が前輪後輪それぞれに伝わり、パワフルな走行を可能にしている。
特筆すべきは、イロモノ扱いされていたはずのオオカミGT。はじめて見たとき、第二世代(レッツ&ゴー世代)ど真ん中の私にはかなりの衝撃でした。
なんと、モーターが車体中央にあるだけでなく、
モーターシャフトが2本出てるんです。
ほら。
左がよく見るミニ四駆のモーター。右がダブルシャフト。
ミニ四駆が初めての方はわかりづらいかもしれませんが、これは革命なんです。
これにより、ミニ四駆の拡張性、可能性が大きく開けたといえると思います。
そのことについては、さらに詳しく後で掘り下げたいと思います。
ということで、進化したミニ四駆のシャーシ、この他にも種類はあるのですが、大まかに分けてこの3種類を実際に組み立てて、それぞれの特徴を知りたいと思ったわけです。
比較記事についてはまた別記事にしようと思います。
組み立ては難しい?工具は必要?
では、いよいよ組み立てにとりかかろうと思います。
大前提として、ミニ四駆のキットを買ったときパッケージにはこのように書かれています。
接着剤を使わず、はめ込みとビス止めで組み立てられます。
そうなんです。ミニ四駆は接着剤不要なんです。パチッパチッとはめ込んでいくだけでほとんどが完成します。
しかし、最低限用意しなければいけない工具もあります。それが
- ニッパー
- プラスドライバー
の2つです。
ニッパーはボディーやその他のパーツを切り離すときに使います。手でもぎることも可能ですが、もぎった部分がとがってしまい、手に刺さったりしますので、ニッパーで切りましょう。
プラスドライバーはローラーやステーなどを取り付ける際に使用します。ドライバーはNO.1というサイズのものを使用します。それ以外のサイズだと、ネジ山を壊してしまうので、必ずNO.1のサイズを使用しましょう。
ちなみに、私は今回ミニ四駆の購入に合わせて精密ドライバーセットを100円ショップで購入してきたのですが、精密ドライバーは力が入りづらく、ネジが回せませんでした。しっかりとしたグリップ付きのものをおススメします。
※スターターキットにグリップ付きのドライバーが付属しています!嬉しい!
ニッパーも今回100円ショップで購入してきました。プラモデル用のものでないため、刃が厚く、パーツをきれいに切り離すことが難しかったです。薄刃のものは、100円ショップでは見つけることができませんでした。メーカー純正の工具も発売されておりますので、そちらを使用すれば間違いないと思います。
そのほかにあると便利な工具をご紹介します。
- ピンセット・・・ボディーに貼るシールが細かいため、あると便利。小さなパーツを掴む際にも使用。
- カッター・・・ニッパーで切り離した部分がささくれになった場合、キレイに仕上げるために使う。
これらは絶対必要、というものではありませんが、あると重宝するので用意することをおすすめします。また、おもちゃとはいえ工具を使いますので、小さなお子さんと組み立てる時には、工具の刃や小さなパーツには十分注意しましょう。
※補足・・・ネジ類は非常に小さいです。基本的に予備の部品は入っていないため、無くさないようにしましょう。(私は本体が入っていた箱に入れるようにしています。)
では、いざ組み立て!!
ミニ四駆の組み立ては、一般的なプラモデルと比べ
非常に簡単であるといえると思います。
今回実は私は結構苦戦しました。その理由として
- 思っていたミニ四駆(第二世代まで)とは「別物である」こと
- 「昔は簡単に作っていた」というおごり
- 致命的に手先が不器用(細かいパーツ落としまくり)
ということが挙げられます。
手先が不器用なのは仕方ないとして、自分の頭の中にあったかつてのミニ四駆とは、似ている部分もあれば、すっかり進化して変わった部分も当然あるわけです。それに気付かず勇み足で組み立て始めたため、面食らったというのが正直な感想です。
説明書は、さすがTAMIYAとでも言いましょうか、図解が非常にわかりやすく、絵の通りにはめ込んでいくだけで簡単に組みあがっていきます。
「パチン!」と書かれているところはパチンとなるまではめ込み、グリスを塗る部分にはグリスマークが書かれています。ネジ類も、長さが等倍の絵で説明書に載っているので、わからなくなったら説明書のネジの絵に本物のネジを合わせてみれば長さがわかります。親切すぎる!
作ってみて思ったのは、ミニ四駆の作りは昔と変わらずしっかりしていて、初めての方でも問題なく、安心して組み立てられます。すごいぞミニ四駆!えらいぞミニ四駆!
でもあんまり無理やり力いっぱいにいじったら壊れるので注意です。昔よく壊しました。
いざ、完成
気付けば夢中で組み立てること40分。シールも貼って、
完成!!!
無事エアロアバンテが完成しました。ステーの取り付けに六角レンチを使うのですが、そちらもありがたいことに付属していました。
昔ミニ四駆を作ったことがあるとはいえ、20年以上のブランクがあり、さらにミニ四駆が進化していたことで、私は素人同然といえると思います。それでも、大きなつまづきもなく完成にこぎつけることができました。
電池を入れて電源を入れると、
「シャーッッ!!!」という懐かしい音が。横で見ていた息子も大興奮。
息子は今すぐ走らせてほしそうに目を輝かせています。昔はすぐに走らせたりもしたのですが、私も大人になりました。しっかりとグリスをなじませて、モーターも慣らし運転をしないと。
ブレークインといわれる慣らし運転をしました。この辺はまだそんなに詳しくないので、さらに勉強が必要だと感じました。
そしてさらに、勢いづいて
オオカミGTも完成。コクピットにいるオオカミは両面テープで固定してます。
というわけで次回は、AJIちゃんの実家にミニ四駆コースを発掘に行って、そこで今日組み立てた2台を息子と競争させようと思います。
まとめ
今回は、ミニ四駆の本体キットを3台買ってきて、実際に組み立ててみました。
組み立てている間は、妻も声をかけられないほどに集中していたそうです。
さらに、私の横で息子もじっと組み立てを見ていて、あんなに真剣な息子は初めて見たといっていました。やはり男の子はミニ四駆大好きですね!!
それでは今回の記事をまとめたいと思います。
- 最初に買うならスターターキットが断然おすすめ!コスパ◎!!
- 工具は最低限ニッパーとNo.1のプラスドライバーが必要。(ドライバーはスターターキットに同梱)
- 工具はなるべくプラモデル用のものかTAMIYA純正がおすすめ
- ピンセットとカッターもあると便利
- 子どもと作るときは、刃物と小さなパーツに注意!
- シャーシが進化して様々な種類がある!機能や拡張性が増した!それぞれの特徴から自分の好きなシャーシを選ぼう!
- 組み立ては難しそうに見えて簡単!取説がとても親切!!初めてでも安心!!
- 完成すると、やっぱりかっこいい!
以上、大人になって子どもと楽しむミニ四駆第2回でした。