息子が手にしたルービックキューブ。すべての始まり。
ある日
小学2年生になる息子が突然言い出しました。
というわけで、無事息子はルービックキューブゲット。
700円くらいしたみたいです。
息子がゲットした初めてのルービックキューブ
こうして、小学2年生の息子は自分のお小遣いから、雑貨屋で700円程のルービックキューブをゲットしました。
6面揃えられるわけでもないのに、毎日ガシャガシャと楽しそうです。
少しずつスキルを身に付け、一面だけならどんな状況からでもすぐに作れるようになるまで、時間はかかりませんでした。
特段youtubeなどの攻略法を見たわけでもなさそうだったので、感心したのを覚えています。
姉の部活の試合に連れて行っても、ガシャガシャとキューブを回していました。
そもそもルービックキューブって難しいよね
我が家にもあったんですよ、ルービックキューブ。いつのものかわかりませんが。
赤だったか青の部分が1つ取れてしまって、さらに動きも悪くて。
何度か触ってみたものの、揃えられることはできず、すぐに飽きてしまったのを覚えています。
さらに、私が今まで40年近く生きてきて、ルービックキューブを目の前で揃えられる人を見たことがありませんでした。
なので、一面を揃えられるようになっただけでも、息子はすごいなぁと感心するようになっていきました。
たまに息子に
と聞くと
こんな感じの状態がしばらく続きました。
ただ、キューブを回す息子の手つきは、完全に「それっぽく」できる人間のそれに変化していました。
その日は突然に。選ばれし者、現る。
その日は娘の部活の大会で、息子も一緒に応援に行きました。
あいも変わらずキューブをガシガシいじっている息子。
大会も終わり、片付けをしていると、一人の男性(娘の同級生の父)が
遠くのほうで息子となにやら喋っているのが見えました。
息子がその人にキューブを渡すと
なんとその人が6面を揃えて息子に手渡したではありませんか。
大喜びでテンションマックスの息子。
すぐに駆け寄ってきて
それを見て集まるママさん達。
「すごいわ!」「初めて見た!」「素敵!!」「結婚して!」
そんな賞賛の嵐の中、息子も目を輝かせてそのパパさんを見ています。
結局、帰るまで息子はそのパパさんにまとわりつき、そのパパさんも息子に一生懸命キューブを教えてくれました。(感謝)
結局帰りまでに息子が6面をマスターするには至らず(当然なんだけど)、帰り際にそのパパさんが言いました。
「高橋メソッド」ってなんなの?(まだハマらない)
その日は帰りも遅かったこともあり、後日息子に例のキューブ神から教わった魔法の言葉
「高橋メソッド」を検索してあげました。
すると、youtubeのページがヒットし、どうやら初心者向けに6面揃える方法を動画で公開しているようでした。
こちらがその「高橋メソッド」。
「とにかく簡単な手順で6面を揃えられるよ!」という魔法のような動画です。
息子に見せてみたところ、夢中になって見はじめました。
高橋メソッドに出会い、覚醒する父(本編)
高橋メソッドを見た息子ですが、やはりまだ6面の完成には至れませんでした。
そんな時に、ふと思いつきました。
マインクラフトやスプラトゥーンに夢中な息子の隙を見て、息子のキューブを自室に持ち出し、さっそく高橋メソッドを見始めます。
高橋メソッドを体験した詳細についてはまた後日別記事にてアップ予定ですが、とにかく簡単な手技を一つ覚えるだけでいい、というのが衝撃的でした。
※この時の体験は後日アップします。(結構苦戦した)
ついに人生初の6面完成。その先にあるものとは。
あの時の息子のテンションの上がりようは、忘れられません。
私は、高橋メソッドによって完成したキューブを高々と掲げ、息子の羨望のまなざしを一身に浴びるのでした。
2つめのキューブ購入。沼に足を踏み入れる。
キューブが一つだけでは息子に教えられない、という理由を付けて、すぐに近くの本屋さんに売っているルービックキューブをゲットしました。
特に下調べもせずに買いに行ったので、よくわからないまま買うことになりました。
「ルービックキューブ」として公式で販売されているのは、「株式会社メガハウス」が発売しているキューブだけです。つまり、「ルービックキューブ」の形をしていても、名乗れるのはメガハウスが発売元になっているものだけになります。ほかの商品は実は名前が違ったりします。「スピードキューブ」とか。
本屋さんに売っている「公式の」ルービックキューブにはいくつか種類がありました。
「3マス×3マス」、「2マス×2マス」、「4マス×4マス」・・・。
同じ3×3マスのルービックキューブにも、2種類あり、お値段的には300円程の差でした。
しばらく悩んだ挙句、高いほうのキューブをゲットし、帰路につきました。
帰りの道中で開封した息子。
テンション爆上がりでした。
2つめのキューブゲット。戦いが始まる。
そのキューブは、私たち親子が今まで使ってきたキューブの常識を覆すものでした。
息子が使ってきたキューブも、昔の私のイメージにあるルービックキューブと比較するととても回しやすく、感動するレベルのものでした。
しかし
今回購入した「ルービックスピードキューブ・エントリー」を回してみると、その差は歴然でした。
- 手にしっとりと馴染む触感
- 程よ重さ、所有欲を満たす質感
- スムーズすぎるほどの回転性
- ピタッと止まるサポート性
この「Rubik’s」のロゴが入っているものが現在「ルービックキューブ」を名乗れる、いわゆる「公式のルービックキューブ」です。
また別の機会にお話ししますが、現在このキューブよりも安価で高性能なキューブが多数製造・販売されており、初心者のアジも勉強中です。皆さんにも別記事にて情報を共有できるようにしたいと考えています。追記をお待ちください。
とは言ってもやはりちゃんとしたルービックキューブ。回しているときの気持ちよさは、オモチャのそれとは一線を画します。
こうして2個目のキューブをゲットしたアジと息子。
ここから仁義なき戦いが始まります。
今回購入した「少し高いほうの」キューブ。公式のキューブが欲しいならこちらを購入することを強く勧めます。ほんの少し安い別の3×3のキューブにはない「磁石」が内蔵されており、それにより正しいポジションにアシストしてくれます。最近のキューブはこの「磁石」が内蔵されており、それにより、より快適な回し心地にしてくれます。むしろ公式買うならこれ一択かと。
息子もできたよ!ついに6面完成!しかし・・・
ついに息子もルービックキューブを6面完成させることができました。
本当にうれしかったです。
ルービックキューブは6面揃えてからが本番
何度か揃えることができるようになったとしても、ルービックキューブはやはり難しい。
手順をミスると迷子になり、戻すこともかなわずまた振り出しに戻る。そうしているうちに手順を忘れ、また高橋メソッドの動画に戻る。
地味ながらこの繰り返しでした。
ただ、その地味な勉強を繰り返しているうちに、頭が慣れ、手が慣れ、だんだんと覚えていきます。自分でもはっきりと自覚できるほどに「覚えて」いきます。
特に息子の成長は著しく、前からカチャカチャやっていた経験もあるのか、ミスして崩してしまっても元通りに戻し、すぐにまた解き始めるのには驚きました。
父はカメの歩みながらも高橋メソッドを習得し、なんとか毎回6面完成させることができるほどまでになりました。
そうしているうちに
- 6面を揃えるだけではなく、もっと速くキレイに揃えたい
- 効率よく揃えてみたい
- 他のやり方はどんなものだろう
- 他にはどんなキューブがあるのだろう
気が付けばキューブのことばかり考える日々になりました。
そんな私が3つめのキューブをポチっとするのは、もはや時間の問題なのでした。
この記事には続きや補足が多くあります。これからキューブの世界についても発信していきたいと思いますので、キューブをやったことがない人にも、初心者目線で情報を共有できたらと思いますので、続きも読んでいただけたらありがたいです。
ド初心者の私と一緒に、キューブ始めませんか?