突然ですが皆さん、
NERF(ナーフ)ってご存じですか?
おもちゃ屋さんで目にしたことがある方もいるかもしれませんし、男のお子さんがいるご家庭ではお子さんから聞いたことがある方もいるかもしれません。
私は全く知りませんでした。
簡単に説明すると
「アメリカ発のトイガン(おもちゃの銃)」のブランドを指します。
外観は青と白やオレンジ、灰色などを基調とした、メカメカしいデザイン。なんとなく映画スターウォーズなどのSFものを連想させる外観になっています。このおもちゃの銃単体のことを指して「ブラスター」と呼びます。
遊び方はいたってシンプル。「ダーツ」と呼ばれる発泡ウレタン製の細長い弾(先端は軟質プラスチック)を装填し、そのダーツをエアの力で発射し、的に当てたりサバイバルゲームなどに使用したりして遊びます。
このNERFについて今回はご紹介したいと思います。子供が夢中になるような面白さだけでなく、大人も楽しめる魅力についてもお伝えしますので、これからNERFの購入を考えている方、NERFについて知りたい方の参考になれば幸いです。
それではおなじみとなって参りました茶番からどうぞ。
アメリカでは、本物の銃とおもちゃの銃を識別するために、おもちゃの銃は銃口をオレンジに塗色することが求められるそうです。それがベースになってナーフはカラーリングされているんですね。
我が家にナーフがやってくるまで
某おもちゃ屋さんから送られてきたクリスマスプレゼントのカタログ。その中で息子が「これ!!!」と即決したのがナーフでした。そのカタログにはナーフが数種類載っており、息子はその中の一つのモデルが大変気に入ったようでした。そこで、ナーフの基本知識として、次のことについて調べることにしました。
- ひとくくりにナーフといっても、どんな種類があるのか
- 4歳の息子でも遊べるのか
- 4歳の子どもに銃のおもちゃは危険ではないか
- モデルによる価格の違い
以上のことについて、順を追ってお伝えしていきます。
ナーフにはどんな種類があるの?
ナーフを調査し始めて面食らいました。なんという種類の多さ。ちょっととっつきにくいかも。
何も考えず、息子が「コレ!!」と決めたブラスターにすればどれだけ楽であっただろうかと思いました。実はネットで検索してもあまり記事がなく、動画で紹介しているものはあってもスペック一覧や詳細なシリーズ全体の紹介などは見つけられませんでした。ですので、まずは「いわゆる普通のナーフ」と「特殊なナーフ」、「さらに特殊なナーフ」について紹介します。
- 「ノーマルなタイプのナーフ」…記事冒頭で紹介した、発泡ウレタンの先端に軟質樹脂が付いたダーツ(弾)を発射するタイプ。ブラスターの種類によって、形状、飛距離(発射の強さ)、弾の装填数、弾の装填方法が違います。
- 「特殊なナーフ」…ダーツの大きさが違うタイプ。「メガダーツ」と呼ばれる大きなダーツを装填し、発射する。上記の「エリートダーツ」と一緒に装填できるモデルも存在する。
- 「さらに特殊なナーフ」…「水鉄砲型ナーフ」、「弓型ナーフ」、「車を発射できるナーフ」etc…
大きく分けるとこのように分類されます。さらにここから「ダーツの種類」「国内版・海外版の違い」「互換性の問題」などが絡んできて、なかなかにややこしいです。
ノーマル(細いタイプ)のダーツには大きく分けて2種類あり、先端が軟質樹脂でできたのものと、吸盤状になっているものがあります。モデルによっては吸盤型が使用できないので、購入する際は注意!
NERFの対象年齢は?4歳の子どもでも扱える?
ナーフは「推奨年齢が8歳以上」とされています。
たしかに考えてみれば、4歳の長男は保育園の年少さん。おもちゃとはいえ「銃」を与えることに抵抗はありました。ふざけて人をめがけて撃つことも考えれらるし、その言いつけを守ったとしても、自分で弾を込められるのか、装填することはできるのか、といったことも気にかかりました。そんな折、職場の同い年の同僚(子供も同い年)が、最近誕生日プレゼントで子供にナーフを買ったという話を聞きました。
同僚の話を要約すると
- 人をめがけて撃ったら没収、という約束をして遊ばせている。
- 人を狙わないよう、ちゃんとした「マト」を用意した。
- 4歳児では力が足りなくて装填できないモデルもある。
- 自分用にも小さいモデルを購入し、一緒にやるとなかなか楽しい。
とのことでした。同僚のこの実体験がかなり参考になり、実際に購入することを決めました。自分も今回購入してみて、まさに同じことを感じたので、4歳くらいのお子さんがいる家庭ではこのアドバイスが参考になれば幸いです。
どんなモデルがあるの?価格は?実際に買ったモデルも。
今回紹介するのは、エリートダーツと呼ばれるオーソドックスなダーツを使用するモデルになります。一口にエリートダーツを使用するブラスターといっても、実に様々な種類がありますので、価格も含め何点か紹介したいと思います。
・エリート ディスラプター 参考価格…約1,200円
AJIちゃんが今回自分用に購入したのがこのモデル。とりあえず「安い」。ダーツは6本まで装填でき、1発ごとにコックをガチャッと引いて、1発ずつ発射するタイプ。初めての1本におすすめ。
実際にナーフ買ってみた。
開封してすぐ、妻の太ももに発射してしまい、こっぴどく叱られました。本当に危ないです、ごめんなさい。気を付けましょう。
開封してみた。外観、大きさとか。
息子が欲しがっていたデルタトルーパーと、私が自分用に購入したディスラプターを実際に遊んでみての感想をお伝えしようと思います。では、まず開封してみた様子をご覧ください。
大きさが約2倍違います。デルタトルーパーはどちらかというとライフルのようにして持ち、ディスラプターはハンドガンのように片手で持って撃ちます。
ではここで、6歳の娘ちゃんに構えてもらいましょう。
まずはデルタトルーパー。脇に抱えるように持っているので少しわかりづらいかもしれませんが、結構大きいです。
続いてディスラプター。
ディスラプターは、非常に軽く、娘は片手で構えて撃つことができました。写真にはありませんが、息子も片手で構え、簡単に撃っていました。
私が持つとこんな感じのサイズ感です。本当に軽く、手になじむ形状。それと程よいメカ感が、なんとなく男心をくすぐります。大きく見えるデルタトルーパーも、大人の私でしたら片手で簡単に扱うことができる軽さでした。
操作感はどうなの?4歳児でも扱える?
操作感ばかりは、実際に触ってみないとわからないというのが正直な感想です。大人の自分でしたら、説明を聞かずともいじれるほどに簡単な操作なのですが、いざ子供に触らせてみると、思ったより難しいのでした。その理由として
- デルタトルーパーのマガジンに弾を込めるのが最初は苦戦する
- マガジンを外すときの操作に少しクセがある
- 弾を装填するときの力不足
この3つをクリアするまでに少し時間を要しました。デルタトルーパーのマガジンには弾が12発入ります。弾を込めるごとにバネが下に下がっていき、最終的には満タンになるのですが、ダーツは柔らかいので、無理に13発以上込めようと無理やり押し込んでしまいます。息子はまだ数が数えられないので、「12個入れたら終わりだよ」といっても理解できず、弾が満タンになった感覚を覚えるまで少し慣れが必要でした。
マガジンを外すとき、スライド部分を完全に引いてからでないと外せないのですが、その操作感に慣れるまで時間を要しました。大人でも、ここは説明書を読まないと壊してしまう可能性がありますので、注意が必要です。
最後の難関。デルタトルーパーもディスラプターも、弾を打つ前のスライドを「ガチャッ」となるまで引くのに少し力が要ります。昔エアガンなどで経験したことがある方もいるかもしれません。6歳の娘は、うまく体重をかけるなどして対応できましたが、4歳の息子は最初ここにすごく苦戦しました。
いずれの問題点も、何日か遊んでいるうちに自然と解消したので、「慣れ」の問題や、最初のバネの硬さに起因することもあるかもしれません。
大人の私が遊んでみて思ったのは、
何コレ、楽しい。
でした。ガチャっと装填する小気味の良さ、トリガー(引き金)の程よい引いた感。「パスンッ!!!」と軽い音を立ててものすごい勢いで飛ぶダーツ。どれをとっても快感でした。気が付けば夢中になって何発も撃っていました。これは、楽しい。
遊ぶ時の注意点と、我が家のルール
私の家では、ナーフを遊ぶためのルールをいくつか設けています。ただ単に「ルールを守れ」というだけでは伝わらないので、そのための工夫も併せて紹介します。
人に向けて撃たないために
私の家庭では、まず事前の取り決めとして
- 人に向けて撃たない
- 銃口も人に向けない
- 誰かがナーフで遊んでいるとき、前方に入らない
の3つを決めました。3つめの「前方に入らない」は、狙ったつもりがないのに人に向けて撃ってしまった場合、必ず姉弟で「やったorやらない」の言い合いになるのが見えているので、念のため決めました。それと、「もしルールを破ったり、ケンカになった場合はしばらくナーフ禁止」としました。
取り決めを作っただけではいけないと思い、工夫もしました。それが「マト」です。ナーフはただ単に撃ってもそ爽快感がある遊びなのですが、やはりマトにあてるのが子供にとっては楽しいです。純正品のマトも数種類発売されていますが、我が家では、100円ショップで購入した紙コップに点数やイラストを描いてマトにすることにしています。それだと、マトがある程度いたんでも替えが効きますし、いろんなアイディアで書き込んで遊びを増やすこともできます。一応ナーフから発売されている純正のターゲットも載せますので、興味のある方はどうぞ。
ダーツ散らかる、無くなる問題
ダーツって小さいんです。
実際の大きさがこちら
そして、ナーフは結構な勢いで飛びます。息子に購入したのは12発まで撃てるモデルですが、12発はあっという間に撃ち終わります。そしてまた装填して、12発。そうしているうちにどうなるかというと、
恐ろしく散らかります。
そして何が起こるかというと
片づけたはずなのに部屋の隅からダーツ出てきます。
これを打開するために我が家で考えたのが、「ダーツ番号割り振り作戦」です。
ダーツの頭の部分に番号を記し(我が家は80発)、片付けの際に1~80まで全てそろわないと片付けが終わらないという、考えた自分でも恐ろしいシステムです。子供には少し酷な気もしましたが、このシステムを導入してからというもの、「むやみやたらにあちこちぶっ放す」ということがなくなったように思います。ぶっ放したいときは、部屋をきれいにしてからやったりしています(笑)。
ダーツですが、あまりにも数が少ないと、遊んでいて少し寂しいです。ナーフを買うと、ブラスターの大きさに応じて何本かダーツが付属しますが、我が家ではブラスターを購入する際に追加のダーツも購入しました(クリスマスのおまけ企画でお店からもらえるはずが、規定数に達してしまいもらえなかった)。値段はそれほど高くありません。
まとめ
今日は大人も子供も楽しめる遊びとして「NERF(ナーフ)」を紹介させていただきました、いかがでしたでしょうか。私も最初は種類の多さや規格の違いなど、理解するのに少し苦労した部分はありましたが、いざ遊んでみると、造りはしっかりしているのに操作は単純で、撃ってみると爽快感MAXの楽しい遊びでした。今日はあまり紹介できませんでしたが、大きいダーツを使用するブラスターや、カスタマイズ性の高いもの、水鉄砲タイプのものなど、ほかの種類のナーフもぜひ試してみたいと感じました。
それでは今日のまとめです。
- NERF(ナーフ)はアメリカ発のトイガン(おもちゃの銃)である
- 銃はブラスターと呼ばれる
- ダーツと呼ばれる弾を発射して遊ぶ
- ブラスターの種類はとても多く、理解するのに一苦労
- それに伴いダーツにもいろいろ種類がある
- 推奨年齢は8歳~。我が家は4歳でも遊べた
- 価格は1,000しないものから10,000円近いものまでさまざま
- 手動、電動がある
- 人に受けて撃つのは絶対にダメ!!!
- 子供が操作するのには、少しの慣れと力が必要
- 遊ぶときはルールを決めて遊ぼう。
- ターゲットあるといい。我が家は紙コップをアレンジ。
- ダーツはめっちゃ散らかる。片付けもしっかりしよう
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