子ども

ストライダーカップ!初めてでも安心。参加方法や、実際の雰囲気について解説するよ。

STRIDER CUP(ストライダーカップ)をご存じでしょうか?

ペダルの無い自転車「キックバイク」。そのキックバイクの中でも圧倒的なシェアを誇り、日本におけるキックバイクの草分け的存在なのが「ストライダー」です。

そのストライダーを使って、様々なコースで速さを競う大会、それが「ストライダーカップ」です。

今日はそんなストライダ―カップについて、主に初めての大会参加を検討している方向けに解説したいと思います。

MAAちゃん
MAAちゃん
結論から言うと、初めてでもとても楽しめるよ!
AJIちゃん
AJIちゃん
レースだけじゃなく、いろんな楽しみ方があるから、それもお伝えします!!

「ストライダーって?」という方はコチラ↓↓↓

ストライダーは何歳から?小さい子供にも絶対におすすめの理由を紹介!STRIDER(ストライダー)。 この名前、耳にしたことはあるでしょうか。大きな分類でいえば「キックバイク」というものに分類されま...

ストライダーカップとは?どんな大会?

ストライダーカップ、こどものちから

2020年で11周年を迎えるストライダーカップ。そのコンセプトは、

「こどものちから」。

公式の動画にもある通り、ストライダーカップに参加するこどもたちからは、とてつもない力を感じますよね。楽しいことだけじゃなく、悔しいことや、つらかったことも乗り越え行く経験を積める場所が、ストライダーカップだと言えるでしょう。

ストライダーカップには種類がある

ストライダーカップには、大きく分けて3つのカテゴリがあります。

  • ストライダーカップ
  • ストライダーエンジョイカップ
  • ストライダー14x アドベンチャークロス

上記3つの大会以外にも、世界各国からのストライダーキッズが参加する「ワールドチャンピオンシップ」や、レース以外にも楽しめるイベントがありますが、今日は

ストライダーカップ」、「ストライダーエンジョイカップ」について紹介します。

ストライダーカップとエンジョイカップの違いは?

ストライダーカップとストライダーエンジョイカップ。名前は違いますが

実はそんなに大きな違いはありません。

「ストライダーに乗って」「会場内に設置されたコースを」「競争する」。という点は、共通しています。

MAAちゃん
MAAちゃん
走って競うのは同じ、でもちょっとした違いがあるのね。

簡単に言うと、「ストライダーカップ」はガチめエンジョイカップは初心者でも未経験者でも気軽に参加できる、といったところでしょうか。

少し掘り下げて説明します。

ストライダーカップの参加資格は「2歳」から。「2歳になる年」ではなくレースの開催日時点で2歳になっている必要があります。

一方エンジョイカップは「1歳半から」。たかが半年の違いですが、このくらいの子どもの月齢による違いはなかなか大きいです。ストライダーの対象年齢は1歳半~とされていますので、つまるところ「ストライダーに乗れる歳になったら参加できるよ!」という意味合いが込められているのだと私は考えます。

ストライダーエンジョイカップについて詳しく教えて!

ストライダーエンジョイカップは、ほぼ1年中どこかの都市で開催されています。そんなエンジョイカップは、ストライダーの大会に参加するのが初めてという方でも安心して参加できるように、様々な工夫がされていますので、紹介します。

公式サイトのデータによると、2歳のクラスでは約70%、3歳のクラスでは約半数が「初めてのレース」ということです。

→STRIDER ENJOY CUP 公式サイト←

初めてでも安心!スタッフが素晴らしい!

ストライダーエンジョイカップの大会スタッフは、どこの会場でも同じスタッフで運営しているそうです。初めての大会で緊張して走れない子供、転倒して泣き出す子供も少なくない中、ベテランのスタッフさんが励ましてくれたり、サポートしてくれます。

「はじめてシール」でさらに安心!

エンジョイカップに初めて参加する子供には、「はじめてシール」というステッカーが配られます。これを体に貼ることで、周りからもスタッフさんからも「はじめての参加」ということが一目でわかるため、声をかけてもらったり、初めて参加するお子さんの家族同士での交流が生まれたりします。

「エンジョイクリニック」が大盛況

プロのライダーによる「1.2.3歳児向けのクリニック」が、レース前に開かれます。ストライダーのセッティング方法から、メンテナンスの仕方、基本的な乗り方まで丁寧に解説してくれます。質問コーナーもあり、実際にプロの方に質問できちゃいます。

感動。「がんばる」「がんばった」に重きを置いた大会運営。

レース参加者全員に「がんばったで賞」の賞状と「レーシングメダル」が授与されます。さらに、5歳のクラス参加者全員に、「卒業証書」が渡されます(レースの部門は5歳まで)。一人ひとり、名前を呼んで手渡ししてくれます。思わず涙腺が・・・

パフォーマーが多数在籍。空いてる時間も楽しめる。

レースは1日がかりで行われ、なかなかに長丁場です。ですが、休憩時間には、スタッフによるBMXの実演や、ダンスパフォーマンスも行われ、空いている時間も楽しむことができます。

ストライダーカップに参加するには?参加費は?

ストライダーカップに参加するために必要な事項と流れについて説明します。詳細については大会ごとに違う場合もありますので、詳しくは参加する大会の特設ページを確認するのがいいかと思います。

ストライダーカップ公式ページで確認

ストライダーカップの公式ページに、開催予定のストライダーカップに関する情報が掲載されています。ストライダーカップ、エンジョイカップ、その他のイベントともに公式サイトからジャンプすることができますので、まずはストライダーカップの公式ページを確認しましょう。

→ストライダーカップ 公式ページ←

申し込み方法を確認後、専用フォームで申し込み

ほとんどの大会が、特設ページからの専用フォームを用いての申し込みになります。その後、参加に必要な事項や登録ナンバー等が、郵送やメールにて届きます。

参加費用はどれくらい?

参加費用は、レース参加1台につき3,000円ほどです。大きな遊園地やパーク内で大会が開催される場合、保護者の入場料が数百円かかる場合もあります。

ストライダーカップの雰囲気は?初めてで不安…

ストライダーカップ、エンジョイカップともに言えますが

ガチ勢はすごいです。

何がすごいって。まず走り。ものすごい前傾姿勢で猛ダッシュしたかと思えば、勢いそのままコーナーに突っ込み、障害物をものともせずにトップスピードのまま走り切ります。スタート前に子供と親御さんがおでこを合わせ、何やらおまじないのようなことをしていたら、たいてい「ガチ勢」です(これは完全に主観です)。

この「ガチ」な方々については後半で触れることにしますが、ストライダーカップは、はっきり言って

超楽しいです。

会場の雰囲気に飲まれそうになる問題

見たことのないストライダーキッズの大群。まずはそこにきっと驚くと思います。公園でストライダーで遊ぶどもがいても、多くて10人程度ではないでしょうか。そんなもんじゃないです、100人以上です、子供だけで。大きな大会になると数百人。そして、会場に設置された大きなコース、練習用コース、本格的なフラッグや表彰台。

でも大丈夫です。先にも言った通り、初めての人もかなり多いんです。エンジョイカップならなおさらです。最初はそわそわしてしまうかもしれませんが、ちょっとしたピクニック気分だと考えるといいと思います。大人よりも子供は純粋に、大きなコースや、たくさんいるストライダーキッズにワクワクしているかもしれません。

うちの子、ちゃんと走れるのかしら問題

お子さんを大きなコースで走らせるのが初めての方もいるかと思います。実は私もそうでした。私の子どもはエンジョイカップが初めてのレースだったのですが、なんとか5歳の娘、2歳の息子ともに無事一人でゴールしてくれました。

レース中進めなくなてしまった子にはスタッフさんが付き添い、必ずゴールまで導いてくれます。小さい年齢のクラスでは、泣き出して止まってしまう子もいます。そんなときは、スタッフさんやお母さんがストライダーとお子さんを抱え、ゴールすることもあります。「ゴールする」ことが目標であるならば、心配はまったく要りません。

ストライダーカップの通称「ガチ勢」について

子供は子供、親子は親子。何も変わらない。

先に触れました、ストライダーカップの常連、さらに毎回表彰台に乗るようなエリートレーサーも中には確かにいます。

私が子供を初めてストライダーカップに参加させたとき、5歳のクラスでぶっちぎりに速いお子さんが3名ほどいました。見た目からして違います。「動きやすい服装」とかいうレベルではなく、スポーティの極み。ヘルメットはフルフェイス。数々の大会に出てきた猛者であることを証明するステッカーの数々、さらにはゴリゴリに使い込まれ、チューンナップされたストライダー。正直かっこいいです。

最初は正直「うわぁ・・・。」と少し引いたのは事実です、本格的過ぎて。

そんなガチ勢同士のお友達であろう2家族が、なんと準備する控え場所でお隣でした。

さぞ決勝レースに向けて気合が入っているのかと思いきや。子供はいたって普通。どこにでもいる5歳児でした。おやつを食べ、ジュースをねだり、眠くなったからと草の上で寝始めました。お母さんたちはリラックスした感じで談笑しています。

「これがガチ勢の余裕なのか…?」などとも思いましたが、どうやら私が勝手に「ガチ勢はきっと怖い人たちなんだ」と思い込んでいたに過ぎなかったのです。

ガチ勢は、頑張っているから結果も出せる。

お隣にいたガチ勢のお子さん、優勝しました。

帰り際、「いやー、すごい速いですね!」と声をかけたところ、「全然です~、大きい大会だと勝てるかわからないレベルです~」なんて謙遜していました。

その日の夜、ストライダーカップに出たことをSNSに投稿したところ、何人かからリアクションがあり、その中になんと先ほど話しかけたママさんがいたのです。そしてその人とSNSを通じた交流が始まったわけです。

そこで私が見たもの。恐ろしいまでの努力と分析。

毎日暗くなるまで練習。気が乗らない時の練習法、上位でも負けないための走り方の改造。正直怖くなるくらいの努力がそこにはありました。そして、練習だけではなく、大会のことももちろん投稿してくれるのですが、私は大会の投稿がとても楽しみでした。表彰台の上でトロフィーを掲げる笑顔、スタートに失敗して予選落ちした時の悔し涙。そこにはもの凄く熱いドラマがありました。普段の練習の一部を、SNSを通じてみていたからこそ知ることができた、彼らの頑張りには素直に感服します。

ストライダーカップに出てみよう。流れを解説。

レーシングメダルの写真これがレーシングメダル。かなりいい質感。

ストライダーカップ会場に着いたら

まずは拠点を作りましょう。そこで準備をしたり、ご飯を食べたり休んだりします。屋外で人もかなり多いため、貴重品の管理はしっかりしましょう。

その後、受付に向かいましょう。登録情報を確認したのち、ゼッケン(車番)が渡されます。受付の横にはマーカーが置かれていて、車番にメッセージや意気込みを書いたり、デコレーションすることもできます。その車番をストライダーに取り付けます。取り付けるための道具も準備してくれています。

レースまでの流れと、レース前にやること

車番を確認したら、スケージュールを確認しましょう。自分の子どもの年齢はだいたい何時からスタートなのかを把握します。そして、本部近くにあるボードで、「何回戦」に自分の子どもが出るのかをしっかり確認します。

空いた時間を活用して、初心者用クリニックに参加したり、練習用コースで走ってみるのもいいかもしれません。

子供は「疲れるまで」平気で走り続けます。そして本番で足が動かなかったり、本番前に眠くなっちゃったりします。そこは親御さんがお子さんのペースをしっかりと管理してあげましょう。

レース直前には実際のコースで練習できる

レース前に、実際のコースを試走できます。早い者勝ちで、スタートラインが埋まったらどんどんスタートしていくので、遠慮せずに練習しましょう。ここでも頑張りすぎには注意です。

試走するときは、本番と同じく「ヘルメット」「グローブ」の装着が必須となる場合が多いです。忘れずに装着しましょう。

レース本番。最高の経験。

初めてレースに出る方は、ストライダーカップの本格さに驚かれると思います。一人ずつナンバーと名前を読み上げ、意気込みを聞いたりするときもあります。

レースが始まると、これまた本格的な実況。ナンバーだけでなく、名前で応援してくれるので、こちらも自然と声が出てしまいます。

ハンディカメラやスマートホンを片手に全力で追いかける人、大声で応援する人、ゴールで大きく手招きして子供を待つ人。応援の仕方は人それぞれです。

一人で大きなコースを頑張って走るお子さんに、温かい声援を送ってあげましょう。

初めてのレース。負けちゃった。終わり?

ストライダーカップでは、1発で敗退というレースはありません。必ず敗者復活戦があります。

例を挙げると

  • 1巡目。上位3人が準決勝へ。
  • 敗者復活。1巡目で敗退した子どもたちで実施。それぞれ上位1~2名が準決勝へ。
  • 準決勝。上位2名が決勝へ。
  • 決勝

このようになっています。これは1例ですが、1回目のレースで負けてしまっても、敗者復活戦があるので、最低2回はレースに参加することができます。

閉会式。表彰してもらえるかも!

ストライダーエンジョイカップでは、上位入賞者だけでなく、決勝進出した子どもや、一番楽しそうにレースをしていた子どもを表彰します。

エンジョイカップ参加の全員がもらえる「がんばったで賞」と「レーシングメダル」は、準決勝の実施前に配られるので、レースが終わったら受け取りに行きましょう。

「卒業証書」は大会終了後に配られます。一人ずつ名前を呼ばれ、手渡しです。

私の娘は初めての大会が5歳の時でしたので、初めての大会で卒業証書をもらいました。こんな制度があると知らなかった私は、正直、感動で涙目になりました。

ストライダーカップの留意事項、注意点

ここでは、私が実際にストライダーカップに参加してみて、知っておいてもらいたいことをお伝えしようと思います。

年齢によるクラス分けが特殊だから気を付けよう!

ストライダーカップにおいて、幼稚園や保育園の「学年」という概念はありません。実際に参加する大会の開催日時点の年齢で区分されます。少しわかりにくいですが

例として、開催日が10月1日のストライダーカップ、5歳クラスとします。

10月10日が誕生日の年長さんは5歳なので参加可能。9月30日が誕生日の年長さんは、6歳になっているので参加できません。逆に、9月30が誕生日の年中さんは、5歳になっているので、先ほどの10月10日が誕生日の子と同じ5歳クラスになります。ややこしいですよね。ですので、お子さんの誕生日と大会の開催日いかんよっては、クラスが変わったり、5歳クラスでは大会そのものに参加できなくなったりするので要注意です。

レギュレーション(規則)を守ろう

ストライダーカップでは、使用できるストライダーの種類が大会の要綱に定められています。使用できないカスタムパーツなどを装着している場合、会場で慌てますので、事前に確認しましょう。

プロテクターは必ず着けよう

大会の規則にも「ヘルメット」と「グローブ」の装着が義務付けられていますが、本番だけでなく、試走や練習コースでもしっかりとプロテクターを着けましょう。特に、グローブは、多数のストライダーキッズがスタート直後やコーナーで接近するため、転倒したり指を挟んだりする恐れがあります。必ず装着しましょう。

ストライダーのレンタルはなし!使いまわしは可!

兄弟で参加する場合、家に1台しかストライダーがないことも考えられます。まさに我が家がそのケースでした。ストライダーのレンタルは会場ではしていません。ですが、車番を付け替えることにより、1台の使いまわしができますので、家庭に1台のストライダーがあれば参加できます。

使いまわす場合は、車番だけでなく、お子さんに合わせたサイズ調整も必要すので、サイズ調節に工具が必要な場合は持っていくようにしましょう。

ストライダーカップは長期戦!ペース配分を考えよう

ストライダーカップは、2歳~5歳までの各クラス、予選から敗者復活、準決勝、決勝と、1つの年齢だけでも結構な時間がかかります。ですので、お子さんが集中力を切らさないようにすることも必要です。また、先に述べたように、練習のし過ぎや遊びすぎでの疲労も心配ですので、適宜休憩を取りましょう。夏の暑い時期は熱中症対策も忘れずにしましょう。

レースは勝ち負けがあるけど、頑張った子どもを褒めよう

大人から見れば大したことはなくても、子供から見ればストライダーカップのコースはとても広く大きいものです。そこを、知らない子供といきなり競わされるわけです。大勢の視線を浴びながら。緊張する子供もいると思います。

全力で応援して、ゴールに帰ってきた我が子には「頑張ったね」と優しく声をかけてあげましょう。

まとめ

AJIちゃん
AJIちゃん
いいよね…ストライダーカップ…。
MAAちゃん
MAAちゃん
君は絶対にハマらないとおもってた。
卒業したむすめ
卒業したむすめ
それでは今日のまとめだよ!!
  • ストライダーカップには種類がある
  • ややガチ目のストライダーカップ、初心者大歓迎のエンジョイカップ
  • ストライダーカップは2歳から
  • エンジョイカップは1歳半から
  • エンジョイカップは初心者、とりわけ初めての人には超優しい
  • 参加費用はだいたい1台3,000円
  • 申し込みはホームページを確認しよう
  • ガチ勢は怖くない。涙ぐましい努力をしている
  • 実際の大会の流れは事前に確認しておこう
  • 走りすぎ、遊びすぎのスタミナ切れには気を付けよう
  • 年齢、クラス分けには注意して申し込もう
  • 勝っても負けてもいい経験
  • 頑張った我が子をしっかり褒めよう
むすめ
むすめ
わたしは卒業したけど、弟よ、頑張るんだぞ!
むすこ
むすこ
がんばる!!
MAAちゃん
MAAちゃん
それでは良いストライダーカップライフを。
ABOUT ME
AJIちゃん
趣味探しが趣味の30代男性。妻と二人の子どもがいます。 仕事が不定期なのでブログも不定期更新ですが、たくさん更新したいと思います。 主に子どもと遊べるものを中心に、「とりあえずやってみる」を合言葉にあれこれ遊んでます。 大人になって始める趣味、子供と一緒に楽しめる趣味の提案ができるブログにしたいと思っています。

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