小学生の間で大人気のボード系乗り物「ブレイブボード」。「リップスティック」という名前でも聞いたことがあるかもしれません。
今日は「ブレイブボード」に初めて挑戦する方向けに
ブレイブボードの基本的な乗り方や注意点を紹介したいと思います。
~2020.5.15追記~
本記事は、初めてブレイブボードに乗る方へ向けて「最短で乗れる方法」をテキスト多めで解説した記事になります。
「体の小さい女の子でも問題なく遊べるか」という疑問点について、小学校2年生の娘が実際に乗った動画付きで解説した記事を作成しましたので、あわせてご覧ください。
初めてブレイブボードに乗る前の準備
初めての人は、必ずプロテクターを付けよう!
まずは、プロテクターをしっかりと装着しましょう。
実際、私も娘も「何度も」転びました。
娘は初めての練習でプロテクターを付けていたので大きなケガはしませんでしたが、私は生身の体で挑戦した結果、肩からアスファルトに叩きつけられ、悶絶してしばらく動けませんでした。
また、娘が公園でブレイブボードをしていると、「貸せ!」!といって娘から取り上げたガキ大将が派手に転び、流血して大騒ぎになりました。
幸い向こうの親御さんも「自分の息子が悪い」と引き下がってくれたので大事には至りませんでしたが、一歩間違えば大ケガをして大変なことになっていました。ですので、
「プロテクターは必ず着けてください」と申し上げておきます。
初めての人は路面にも気を使ったほうが上達が早い
初めてブレイブボードに乗る人にとって、あまり書かれていませんが、実は
路面状態はかなり重要です。
理想としては
- 段差、溝がない広い場所
- 凸凹や小石が少ない、滑らかなアスファルト
- 平面もあり、緩やかな傾斜もある場所
この3点を満たしていれば、初めての練習にはうってつけだと思います。傾斜に関しては無くても大丈夫です。
なぜ初めての人が路面状態に気を使うべきかというと
- 進み方がわからない
- 始めてすぐは推進力が弱い
- バランス感覚が未熟なため、転倒につながりやすい
といった理由が挙げられます。
上達してくると、ある程度の段差や小石につまづくことは減りますが、始めて間もない頃は、少しの障害物であっても推進力が奪われてしまい、スピードの低下によって転倒してしまいます。
そのため、初めてブレイブボードに乗る方には、路面状態のいい場所での練習をおススメします。
初めてのブレイブボード。その初めの一歩は?
一番最初は「立つ、降りる」でOK
この動画をご覧になった方も多いのではないでしょうか。この、何とも言えない教育テレビ感。学校をズル休みして見ていたあの雰囲気を思い出します。
この動画を参考にして私も練習を始めました。そこで「ここはもっとこうしたほうがいいんじゃないか?」と思うこともありましたので、解説します。
アプローチに関しては動画の通りです。プロテクターを付け、路面状態のいい所で遊ぶ。それはこの動画も私の考えも同じでした。
第一歩として
「まずはボードに立ってみて、前に降りる」練習。これも私は最初にやるべきだと思います。
ここから先の練習方法が、私の考えとは少し違います。
立つ、降りる。そのあとは?
動画の通り、支えてもらうor壁を使って「立つ」。そして「前方に降りる」。これをマスターできたら次のステップに移りましょう。
私は、動画の説明の通り、妻に支えてもらい進んでみることにしました。
支えてもらっても、不安定すぎて逆に恐怖感が増し、腰が引けてしまって立っていることは不可能でした。
想像してみてください。自転車にまたがり、足を地面から離し、そのままの態勢をキープすることができますか?
結論:「勢いがあったほうがイケる。」
と私は考えます。というより経験してます。
「立つ」「降りる」の次は、思い切って「一人で進む」にステップアップしてみましょう。
ブレイブボード初心者の次なるステップ
AJIちゃんのブレイブボード悪戦苦闘の記録はコチラ
「その場で立つ」より「まず進む」
進み始めるにあたって、人の手を借りるとかえって危険だと感じました。
なぜなら、人につかまっていて転びそうなとき、怖くて手をギュッと握ってしまうからです。それによって、止まろうとする上半身と進もうとする下半身のバランスが崩れ、転倒します。
そうならないためにも、
「一人で勢いに乗ってみること」を提案します。
「乗る」「降りる」ができれば、止まった状態のボードから自分で降りることができるようになっているはずです。
勢いに乗って進むには、2通りの方法があるので紹介します。
押して(引いて)もらって進む
ボードを起こし、進行方向前方の足だけを乗せます。そして、後方の足を乗せたタイミングで、補助の人に押してもらうか、手で引っ張ってもらうかします。
ある程度の勢いがつくとボードは安定し、そのまま立って進むことができます。勢いがなくなってきたら、最初の要領でボードから降ります。
自分で地面を蹴って進む
この乗り方は、これから先もずっと使うのでここでマスターできると非常に楽です。
基本は1パターン目と同じで、ボードを起こし、進行方向前方の足だけ乗せます。
後方の足で、ボードと自分の体の間の地面を「真横に」蹴りだします。
すぐに後方の足をボードに乗せ、スピードが落ちてきたら最初の要領で降ります。
こちらの乗り方は、地面を蹴ってボードが動き始めた状態で後方の足をボードに乗せるため、慌てると足の位置が定まらないことがありますが、これはすぐに慣れます。
ブレイブボードが「安定」するには「勢い」が必要
自転車と同じ考え方でいいと思います。
自転車のペダルによるスピード調整でバランスをとるスキルが備わっていなくても、スピードに乗った自転車は、ペダルを漕がなくてもバランスがとりやすいですよね?
ブレイブボードも、進む力が安定していれば、ボードの上に立つことは簡単です。
進んだボードの上に立つことができれば、あとは少しのコツで推進力を得ることができます。推進力を自分でつけられるようになれば、自由自在に乗りこなすまで、あと一歩です!
ここで、最初に言った「少しの傾斜」を利用することができます。坂道でのブレイブボードは、止まる機構がないため危険とされています。しかしながら、下り坂の一番終わりの緩やかな斜面でボードに立つことにより、推進力を勝手に得られるため、ボードに立つ練習にはもってこいだと私は思います(実証済み)。
ブレイブボードを自分で操作して進もう
勢いのついたボードに直立することはできるようになったでしょうか?
ここまで来たらあとは少しのコツで、ボードを自力で進めることができます。
ブレイブボード初心者はまず「片足こぎ」
最初に貼った動画の4:10~を参照していただくとわかりやすいかと思います。
進行方向の後ろ側の足を、「ボードにつけたまま」前後に動かします。
ブレイブボードが初めての方は、この感覚をつかむまで少し時間がかかるかもしれませんが、足を前後に動かすと、推進力が生まれます。
実際には、後方のウィール(車輪)が、足の前後運動によって「8の字」を描き、推進力が発生しているのですが、ここではまずその「進む感覚」を感じてみてください。
進めるようになった!次のステップは?
片足こぎができたら、もう初心者ではありません。次のステップに進みましょう。
片足こぎは、細かく動かすことにより、安定した走行が可能です。
次は、その片足こぎを、「どんどん大きく」、ダイナミックにしていきましょう。
ゆったりと大きく動かすと、自然と
「後ろ脚を引くと前足が出る」、「後ろ足を出すと前足を引く」という動きになってきます。今までのような「足だけ」でなく、腰や上半身のひねりによって、ダイナミックに動くことができるようになります。
この上半身と下半身をうまく組み合わせた動きが
動画の4:50~にある「ツイスト乗り」になります。
片足こぎで進んで、バランスをとってボードに乗る。勢いがなくなってきたらまた片足こぎをする。この繰り返しによって、だんだんとブレイブボードに体が慣れていきます。
慣れてきたら大きく動かしてツイスト乗り。これが基本的なステップアップです。
ブレイブボードでターンするには
ブレイブボードにおけるターンは、全身を使ってでこぐ「ツイスト乗り」を十分に練習して、体が傾いても転倒しないくらいのバランス感覚と慣れが必要になります。
上半身でバランスを取りながら、進みたい方向に体を傾けることによってターンすることができます。
注意点として、最初は大きな円を描くようにターンの練習をしてください。いきなりターンの大きさを小さくすると、ウィール(車輪)が急に反転し、転倒の危険があります。
ターンをするには、バランスが何より重要なので、大きな円を描くところから練習してみてください。
ブレイブボードにすぐ乗れるためのまとめ
- プロテクターは必ず着ける。
- 路面状態にこだわれ。
- まず立つ。前に降りる。これを繰り返す。
- 人に手伝ってもらわず、進んでみる。
- 進む方法は、押してもらうか自分で蹴るか坂道使う。
- 自分で蹴るのはこれから先もずっと使う。
- 進んだら、勢いが死ぬまで立ってみる。
- 勢いがあれば安定する。
- 安定したら、後ろ足でこいでみる。
- こいで進む感覚は独特、慣れ。
- 片足でできたらひたすら片足をやる。
- 慣れたらダイナミックに大きく動かす。
- そのうち全身を使って動かす。
- ターンは最初は大きな円を描く。
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