２０２０年、初夏。
かねてより私が待望していたアイテムが我が家に導入されました。
「ソーダマシン」です。
「ソーダマシン（ソーダメーカー）」とは…
自宅に居ながらにして炭酸水を作ることができる夢のようなアイテムです。
普通の水をボトルに入れてマシンにセットするだけで、簡単に炭酸水を作ることができます。
ひと口に「ソーダマシン」といっても
各社から様々なタイプのものが展開され、性能や使い方も様々です。
そんな中、我が家が今回購入したのは
「Ｓｏｄａ Ｓｔｒｅａｍ（ソーダストリーム）」シリーズの「Ｓｐｉｒｉｔ（スピリット）」
というモデルです。
今回の記事では、実際に購入した「Ｓｐｉｒｉｔ」について、画像や動画を交えながら、本機種の外観や使い方などについて解説します。
実際に炭酸水を作る過程や、メリット・デメリットについても紹介しますので、
- ソーダマシンを買ってみたい
- どの機種がいいのかわからない
- 「自動」と「手動」はどっちを選ぶべきか
- ハイボールやサワー用に欲しいけど家族を説得できない
など、迷っている方の参考になれば幸いです。
そんな方へ、説得するためのガイドにもなるよ。
「Ｓｐｉｒｉｔ」を選んだ理由
私が「ソーダマシン」を欲しいと言い始めたとき、妻はなかなかＯＫしてくれませんでした。
理由として
- 賃貸の台所は狭く、ソーダマシンを配置するスペースがない
- 台所には電源がないため、延長コードが邪魔になる
- ガスシリンダーの交換費用や、交換する手間が面倒
- 炭酸水が無限にあると、アジがハイボールを飲みすぎる
といったことがありました。
それらをクリアするために、私は頑張りました。必死で情報をかき集め、妻を説得しました。その結果が「Ｓｐｉｒｉｔ」を選んだ理由にもつながります。
「ソーダマシンを置くスペースがない」問題
「Ｓｐｉｒｉｔ」の大きさは、
- 幅：１３ｃｍ
- 奥行：１８．５ｃｍ
- 高さ：４２ｃｍ
です。高さは結構ありますが、幅と奥行きは、狭い賃貸のキッチンでも余裕で置けます。
妻に大きさを実際に示し（段ボールで自作して見せました）、さらにキッチンにあるものを収納して広くすることで、大きさ問題はクリアできました。
キッチンも広くなり、ついでにピカピカに磨くことで、妻の心も溶け始めます。
「キッチンに電源がない。延長コードは邪魔」問題
我が家のキッチンには電源がなく、必要であれば延長コードを使用して電源を確保する必要があります。
この問題はすぐに解決しました。
「電源不要の手動モデルを選択すればいい」だけです。
私も調べるまで知りませんでしたが、ソーダマシンには「電動式」と「手動式」があり、手動のものだったら電源が要りません。
もちろん「Ｓｐｉｒｉｔ」は手動式で、電源が必要ないタイプです。
これはさっきの「スペース無い問題」にも有利に働くで！
「Ｓｐｉｒｉｔ」の本体重量は約１．１ｋｇ。ガスシリンダー込みでも１．５ｋｇほどなので、簡単に移動ができます。
「ガスシリンダーの交換が面倒、維持費がかかる」問題
今回購入した「Ｓｐｉｒｉｔ」は、スターターキットとしてガスシリンダーが付属してきました。
このガスシリンダー１本で、「６０Ｌ」の炭酸水を作ることが可能とされています。
この「ガスシリンダーを交換する手間」と「交換費用」が妻にとってはネックだったようなので、そこも調べて説明しました。
ガスシリンダーの交換については
「使い切ったら近くの家電屋に持っていくだけ」だったので、思った以上に簡単でした。
ソーダストリームを取り扱っている店舗は意外と多く、私の生活圏内にも３店舗もあり、使い切ったらそこに空のガスシリンダーを持って行って交換購入するだけです。
取扱店舗は【ソーダストリーム公式サイト】
でも確認することができます。
ガスシリンダーは、店に持ち込んで「交換して購入」だと2,000円。店に持ち込まないと「新規購入」扱いになり3,500円程度かかるので注意。
私はガスシリンダーを実際にまだ使い切ったことがないのですが、１本のガスシリンダーで自分はどれくらい持つのかを把握しておくといいと思います。
- 本体を購入すれば、あとは「ガスシリンダー」の交換費用だけ。
- ガスシリンダー１本あたりどれだけの期間持つかは使用頻度次第。
- 強炭酸を作ればそれだけガスの減りも早くなる。
ソーダストリームでよく言われるのが
炭酸水１Ｌあたり「３６円」。５００ｍＬなら「１８円」。
どう見ても安いですよね。強炭酸にすればもう少し高くつくのかな、とも思います。
１か月あたりでどれくらいお得になるのかを試算してみる方も多いとは思いますが
- 「たくさん飲む日もある」
- 「全く使わない日もある」
- 「手動だから炭酸の入れ具合でガスの減り方も変わる」
私の場合はこれらの理由から、試算するのをやめました。
どう考えても以前の「１Ｌで１００円」程度のペットボトルを買うよりはお得なのはわかっていたので、あえて計算はしませんでした。
どこで買えるの？ソーダストリーム。
ソーダストリームを購入する方法は主に３つ。
- 公式サイトから買う
- 家電量販店で買う
- amazonなどの通販で買う
となります。
私のおススメは
「家電量販店で実際に触ってから公式サイトで買う。」です。
ソーダストリームを取り扱っている店舗では、実際のマシンが陳列してあるので、そちらで大きさを確認したり、使い方を店員さんに聞くなどすることができます。
私が公式サイトでの購入をお勧めするのは、
「スターターキットのお得感がすごい」ためです。
今回購入したスターターキットは「期間限定パッケージ」というもので、
普通のスターターキットが
- 本体
- ガスシリンダー（６０Ｌ）
- ボトル ５００ｍＬ×２・１Ｌ×１
価格：14,000円
なのに対し
- 本体
- ガスシリンダー（６０Ｌ）
- ボトル ５００ｍＬ×３（うち１つは持ち運び用）・１Ｌ×１
- ジュース用シロップ×３
価格：15,000円
となっているため、非常にお得です。
本体とガスシリンダーだけあればいいや、という方は、普通のスターターキットも十分にお得です。
スターターキットは、amazon・楽天などの通販でも購入できるので、チェックしてみてください。
「Ｓｐｉｒｉｔ」を使ってみよう
スターターキットの内容物
ソーダストリーム「Ｓｐｉｒｉｔ」のスターターキットが届きました。
内容物は上記で紹介したもので、写真の通り。
ではいよいよ、ソーダストリーム「Ｓｐｉｒｉｔ」を使ってみましょう。
ソーダストリーム「Ｓｐｉｒｉｔ」、最初のセッティング
初めて使う時は、ガスシリンダーをセットする必要があります。
付け方は超シンプル。
- ガスシリンダーのフタを取る
- 本体裏のカバーを外す
- ガスシリンダーをねじ込む（ネジ式）
だけです。これで準備完了。
実際に炭酸水を作ってみよう
炭酸水の作り方も簡単。
- ボトルの「～～～」線まで水を入れる
- ボトルを本体にセット
- 好きなだけ炭酸ガスを注入
- ボトルを外す
- 完成
以上です。
「Ｓｐｉｒｉｔ」は、ワンタッチロックが採用されているため、ボトルを本体にセットする際にねじ込む必要がありません。ここは地味に大事です。外すのも簡単。
では、実際に動画で確認してみましょう。
演者は私アジ、片手でスマホを保持しているため、震えたり挙動不審になっておりますがご容赦ください。
こんな感じです。
「手動式」なので仕方がありませんが、炭酸の強度は、使い慣れるまでかなりムラがあります。
ここを押す「強さ」と「長さ」で炭酸強度が決まるボタンを押す強さや時間、水の温度によって炭酸の強度が結構シビアに変わってくるので、ここは「感覚で慣れる」としか言いようがないのが実際です。
上位モデルの「自動式」は、自分で炭酸強度を選択すると、機械が勝手に炭酸水を作ってくれます。
まとめ。「Ｓｐｉｒｉｔ」のメリット・デメリット
一家に一台、ソーダマシン。ここまで、ソーダストリーム「Ｓｐｉｒｉｔ」について解説してきましたが、ここでは「まとめ」として
「実際使ってみて感じたメリット・デメリット」についてお伝えします。
その前に、ソーダストリーム全般の共通メリットとして
- 炭酸水が自宅で作れる
- １Ｌあたり３６円の高コスパ
- ペットボトルのゴミが発生しない
- 炭酸水を買わないので、買い物袋が軽くなる
- 飲み残しても、次の日またガス注入で復活。ムダがない
ということが挙げられます。このメリットだけでも買う価値は大いにあります。
「Ｓｐｉｒｉｔ」を選ぶメリット
- 電源要らずでセッティングが簡単
- 本体が軽く、使わない時は移動できる
- 驚くほど簡単に炭酸水が作れる
- ボトルのセット、取り外しがワンタッチなので片手で操作できる
- お手入れ不要。外側が汚れたら拭く程度でＯＫ
- 価格がシリーズ内では安価（セットで14,000円程度）
「Ｓｐｉｒｉｔ」のデメリット
- 手動式モデルのため、ガスの注入具合に慣れが必要
メリットはやはり、「価格と性能のバランス」にあると感じます。
使い方が直感的にわかりやすく、シンプルです。初めての人でも、子どもでも簡単に炭酸水を作ることができます。
そこが逆にデメリットにもなり、炭酸の強度が「感覚頼り」になるため、慣れるまではガスを無駄にしてしまうかもしれません。
「毎回同じ強さの炭酸水を作りたい」という方は、電動式モデルの購入を検討してみてもいいかもしれません。
読んでくれてありがとう！！
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