スーパーファミコン。
任天堂から1990年に発売された、言わずと知れた伝説の家庭用テレビゲーム機です。
ゲームソフトのタイトル数は実に1500本とも言われています。
そんなスーパーファミコンが、今から3年ほど前の2017年に
「ニンテンドー クラシックミニ スーパーファミコン(以下スーパーファミコンミニ)」として、当時人気を博したタイトルを引っさげて再登場したのは記憶に新しいかと思います。
今日は、その「スーパーファミコンミニ」を実際に遊んでみての感想と、おすすめのタイトルなどを紹介したいと思います。
AJIは現在30代半ば。スーパーファミコンには少なからず思い入れがあります。
今日は、スーパーファミコンを当時楽しんでいた世代のみならず、初めてスーパーファミコンで遊ぶ方や、子供と一緒に楽しんでみようという方に向けての記事になります。
大人の方は童心の熱を取り戻し、子供たちには単純なようで奥が深いスーパーファミコンの世界を楽しんでもらえる記事になっています。
私はよく弟のドラクエのレベル上げをさせられたわ。
スーパーファミコンのゲーム、代表作は?
「スーパーファミコンといえば?」
このように、人によって思い入れのあるタイトルは違ったりします。
それほど、魅力のあるタイトルや、シリーズが多かったということですね。
有名どころとしては、やはり
- スーパーマリオシリーズ
- ドラゴンクエストシリーズ
- ファイナルファンタジーシリーズ
- 聖剣伝説シリーズ
- ストリートファイターシリーズ
- ロックマンシリーズ
などが挙げられますね。他にもシリーズ化した有名タイトルはたくさんあります。
スーパーファミコンミニに収録されたタイトルは?
箱も当時のデザインやんね。
実際に購入しましたスーパーファミコンミニ。
定価は7,980円(税別)。
発売当初は品薄で入手が困難とも言われていましたが、AJIが購入した時は新品・中古とも在庫が潤沢でした。
2020.4月現在、新品価格が高騰しているようです。時期によって価格が変動しますので、購入する際は定価と照し合わせた上での購入もしくは中古品も参照することをお勧めします。
収録タイトルについてですが
- スーパーマリオワールド
- F-ZERO
- がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
- 超魔界村
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース
- スーパーフォーメーションサッカー
- 魂斗羅スピリッツ
- スーパーマリオカート
- スターフォックス
- 聖剣伝説2
- ロックマンX
- ファイアーエムブレム 紋章の謎
- スーパーメトロイド
- ファイナルファンタジー6
- スーパーストリートファイター2
- スーパードンキーコング
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド
- パネルでポン
- スーパーマリオRPG
- 星のカービィ スーパーデラックス
- スターフォックス2
以上21タイトルになります。
AJI的には、ドストライクなタイトルもあり、さらに「これは外せないな」というタイトルも収録されていましたが
人によっては、「なんでドラクエがないの!?」「聖剣伝説3は!?」「知らないゲームが多いわ…」という方もいるかと思います。
その気持ちは十分にわかりますし、AJIも実際にそう感じました。しかしながら実際に遊んでみると
家族それぞれに新たな発見があり、未プレイのタイトルでも、スーパーファミコンならではの入り込みやすさから、夢中で遊びました。
懐かしさを追い求めるもよし、やったことのないタイトルで遊ぶもよし、遊んだことのない子供にプレイさせてみるのもよし。様々な楽しさがありました。
スーパーファミコンミニと本家、違いは?
従来の、1990年に発売されたスーパーファミコンは、本体とカセット(ソフト)が別でした。
スーパーファミコンミニは、本体にソフト(21タイトル)が内蔵されており、テレビに接続すれば、ソフトの交換なしに遊ぶことができます。
ソフト交換が不要な点のほか、便利機能として
- リセットボタンでゲームを中断できる
- 巻き戻して再プレイ
- ゲームのフレーム変更(プレイ画面外側をデコレーション)
- 当時の画質風に再現
これらの機能が備わっています。
再現度も非常に高く、現代風の便利機能も搭載されていて、非常に親切です。
スーパーファミコンミニでおすすめのタイトルは?
ダントツでおすすめ。「マリオカート」。
言わずと知れた、有名すぎるタイトル「スーパーマリオカート」です。
続編として様々なゲーム機で発売されていますが、その初代になります。
アクセル、ハンドル操作、ジャンプ。たった3つの操作でタイムを競うゲームです。
対人戦もアツく、アイテムを使用したり、邪魔をしたり。単純ですが、その奥の深さは当時プレイしていた方なら分かるはず。
子どもにプレイさせてみましたが、操作自体は単純明快なので、夢中になってプレイしていました。
大人になった自分は、夜中に一人でひたすらタイムアタックをやって楽しんでいます。あの頃できたことが今はできない、悔しい。それが楽しいです。笑
最初の一番簡単なコース、「マリオサーキット1」。このコースで1分を切ることが小学生時代の自分にはどうしてもできなくて、大人になった今も難しいです。というよりできないです。可能なのはわかっているのに。それが楽しいです。
未プレイの人もぜひ。「マリオRPG」。
AJIは中学生くらいの時にプレイ済みなのですが、非常に楽しかったという記憶があり、「思い出補正かな?」と考えていました。しかし今回プレイしてみると実際は
と感じました。斬新で、単純かつ奥の深いシステム、程よい謎解き要素、心温まるストーリー、実はけっこうガチなやりこみ要素。日本が誇るゲーム文化の根幹を感じることができると思います。本当におススメです。
スーパーファミコンミニを買ってみての感想
まさか30代になってまたスーパーファミコンに夢中になるとは思いませんでした。
現在の進化した家庭用ゲーム機にはグラフィックもリアリティも当然かないません。
しかしながら、スイッチを入れてゲームを始めると、単純かつ作りこまれた操作性、迷子にならない親切設計、はたまた逆に昔ながらの容赦ない鬼畜な難易度。
自分や妻にとっては懐かしく、子供たちにとってはとっつきやすい、「これぞゲーム」と言わんばかりの「ゲームの根底」のようなものを感じました。
長いロード時間やムービーなどもなく、素朴なドット絵でアクションやストーリーを表現できていることに、新鮮さと懐かしさで胸が高まりました。
欲を言えば、どうしても数多くのタイトルの中から厳選するのは難しいとはいえ、タイトルにもう少しボリュームが欲しかったと感じます。
「アクション」「RPG」「シミュレーション」など、カテゴリを分けたり、アンケートを取って上位を盛り込むなどの拡張性があっても面白いと感じました。
スーパーファミコンミニを買う際の注意点
スーパーファミコンミニには、「電源アダプタ」が付属しません。
電源はUSB端子から供給します。スマートフォンの充電ケーブルなどを用いて、テレビとスーパーファミコンミニを接続し、電源を供給する必要がありますので、そこは確認しておいてください。USBーtypeBを使用します。
スーパーファミコンを遊んでみてのまとめ
今日は、スーパーファミコンを大人になってから楽しむ、ということで、スーパーファミコンミニで遊んでみました。
それでは今日のまとめです。
- スーパーファミコンは1990年に発売された国民的ゲーム機
- タイトルはなんと1500種類
- その中で21タイトルを収録したスーパーファミコンミニが発売
- 発売から3年経ったけど、市場価格には注意
- タイトルの網羅性は正直高くない
- 外せないゲームはマリオカート、家族で楽しめる
- マリオRPGは未プレイの方はぜひやってほしい
- スーパーファミコンミニを購入したら、電源はUSBのタイプBを使うよ