お酒、好きですか?私は大好きです。
お酒好きと一口に言っても
- お酒を飲むこと自体が好き
- お店でおいしい料理を食べながら飲むのが好き
- 仲間とわいわい楽しむのが好き
- 飲み屋さんの雰囲気が好き
などなど、お酒の楽しみ方は人それぞれあるかと思います。今日は中でも
「美味しいお酒を、なるべく安く飲みたい!!」
そんな方に向けての記事になります。
さらに、そんな方に強くお勧めできる、
私が考える「味、クオリティともにコスパ最強のお酒」が
「ジン」です。
今日はコスパが良くて美味しい、そんなジンにスポットを当ててお話ししようと思います。
ジンの基礎知識
ジンってどんなお酒?
「ジン」は、大麦やライ麦、穀物類を原料とし、ジュニパーベリーやボタニカルと呼ばれるハーブ類で香りを着けた蒸留酒です。
画像にある「ビーフィーター・ジン」が非常に有名です。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。アルコール度数は、ビーフィーター・ジンですと、40度のものと47度のものがあります。
価格帯としては、紹介したビーフィーター・ジンで1,000円台から入手できます。多く流通しているジンの定番とされるラインナップは、だいたいが3,000円以内で入手できます。
「ジン」という大きなお酒のジャンルの中に、さらに細かい分類もあるのですが、本記事では近所の酒屋さんやスーパーでも手に入る一般的なジンを取り上げます。
ジンを使った代表的なカクテル
ジンはそのクセのなさから、カクテルのベースとして非常に多く使用されています。バーに行った際、ジンがベースとなったカクテルを見てみると、その種類の多さに驚かれるかと思います。それだけジンはたくさんのカクテルに使用されています。
その中でも有名なジンベースのカクテルを紹介します。その中から、自宅でジンを楽しむためにオススメのレシピをのちほど紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- マティーニ
- ギムレット
- ジントニック
- アラスカ
- ジンバック
- ジンライム
- ジンリッキー
- ジンフィズ
などが有名なところではないでしょうか。このほかにもまだまだありますし、派生したレシピなども含めると、「おおよそ無限」にジンベースのカクテルが存在するかと思います。
自宅でジンを楽しんでみよう~ストレート編~
まずはそのまま
ジンは、先述のとおりクセがないお酒です。しかしながら、蒸留酒(日本での分類はスピリッツ)であり、度数が基本的に高いです。お酒にあまり強くない人がそのままストレートで飲んだり、一度に大量に飲むのは避けたほうがいいかと思います。
かと言って、ストレートで飲めないのかというと決してそんなことはなく、ストレートで飲んでも十分に美味しいお酒です。
ジンを作る際に香りづけとして使用される香草(ボタニカル)。この種類や分量、さらには香りづけの方法によって、同じジンでも銘柄によってさまざまな特色や風味の違いを演出しています。
割り材を使わずにそのままジンを飲んでみると、銘柄によって大きく特徴が違うことが実感できると思います。カクテルのベースとなることが多いジンですが、ベースになるジンの銘柄を変えることで、カクテル自体の味も変化します。カクテルのレシピによっておすすめされているジンもありますが、自分好みのレシピを見つける楽しみもあると言えます。
ジンを凍らせると・・・?
正解は、「ジンは凍らない」です。
家庭用の冷凍庫くらいの温度(-20℃)程度であれば、アルコール度数の高いジンが凍ることはほぼありません。そして、ただ凍らないだけでなく
「トロトロ」になって口当たりが滑らかになり、アルコール感も常温ストレートで飲むのとは別次元にまろやかになります。
飲みやすさが断然違いますし、凍らせることでしか味わえない美味しさがありますので、ぜひ試してみていただきたいと思います。
自宅でジンを楽しんでみよう~アレンジ準備編~
ジンを1本買ってくれば、そこに定番の割り材(お酒、ジュース)やアイテムを準備すれば、様々なレシピや飲み方を楽しむことができます。
自宅でジンを使ったお酒のレシピを実践する前に、必要なもの、あると便利なものをまとめましたので参考にしてください。
アイテム
- シェイカー・バースプーン(マドラー)・メジャーカップ(計量カップ)・・・ジンを使ったカクテルを作る際に使う道具一式です。このほか、カクテルを作る際にあると便利な道具がセットになって販売されています。
- カクテル用グラス・・・カクテルと聞いて思い浮かべるのが「三角を逆さにしたような形」のいわゆる「ショートカクテルグラス」だと思います。これは、メジャーカップで正確に計量した場合、ちょうど1杯分が入る容量になっています。それほど高価でないものものも販売されていますので、1つあればバーの雰囲気を自宅で楽しむことができます。
本記事は自宅で気軽に楽しむことに主眼を置いていますので、高価なアイテムはおすすめしていません。後述しますが、高いクオリティを求める場合は、相応のお店で適正な価格を払って楽しむことをおススメします。
とりあえずこれだけは!レシピ用リキュールや食品
その日の飲みたいレシピによってすぐに手に入る定番
- カットライム・・・ジンを使ったレシピにおいて、ものすごく多用します。生のライムはあまりスーパーでも見かけませんが、私の場合、「カット済みで冷凍してあるライム」を買ってきて容器に入れ、密封して冷凍保存しています。
- 炭酸水・・・定番の割り材。様々なレシピで使用します。
- トニックウォーター・・・定番の「ジントニック」に使用します。
- ジュース・・・レモンジュースやライムジュース、ジンジャエールなどがあるとレシピの幅が広がります。
ぜひ挑戦してほしいレシピ「マティーニ」用
- ベルモット(リキュール)・・・大きめの酒屋さんなどに売っています。
- オリーブ(実)・・・缶詰やパウチで売っています。保存もそれなりにききます。我が家では、目を離すと妻につまみ食いされています。
代表的なジンベースのレシピで気軽に宅飲み
ジンベースの自由度がすごい話
私が家でジンベースのカクテルを作る場合、ごく少ない種類の割り材でジンを目いっぱい楽しんでいます。
ジンの宅飲みをおススメする理由
前章のような飲み方、頼み方は、格式高いバーでなくとも、かなりはばかられます。ジンベースカクテルを連発で注文することも、ましてやマティーニのあとに締めの冷凍ジンを飲むことなんて、外ではなかなかできません。
さらに、実際のバーでは、バーテンダーさんが一杯一杯心を込めて、洗練された技で作ってくれます。ですので、技術料も含め1杯当たりの値段もそれ相応にします。
自宅でジンを使ったカクテルやジンそのものを楽しむ場合、必要なのは「ジン」「氷」「ジュース類」「ライム」これさえあれば簡単に楽しめてしまいます。
もちろん、味も素人クオリティですし、温度や見た目にまでこだわったプロのカクテルと比べるのは失礼な話ではあると思います。しかしながら
圧倒的気軽さ。コスパの良さ。
これが宅飲みにジンをおススメする理由です。
自分で作り、自分で飲むものだからこそ、レシピの割合や飲むペースも自分次第。割り材自体は安価なものが多いので、一人二人で飲む分には申し分ないコストパフォーマンス。それでいて、おいしいジンを楽しめるのですから、1石3鳥以上の価値はあると思います。
ジンベースカクテルのレシピ(宅飲みバージョン)
この章では、代表的なジンベースのカクテルのレシピをご紹介します。
材料の計量については、メジャーカップを使用するとわかりやすいです。〇/〇のような表記の場合、自分の好みで味を変えることもできますので、そこも合わせて楽しんでいただければと思います。
代表的なジンベースカクテル
ジントニック・・・ジン1/4、トニックウォーター3/4、ライム
代表的なジンを使ったカクテル。トニックウォーターの甘味で、お酒が苦手な女性でも飲みやすい。ライムはお好みで。
- 氷の入ったグラスにジンを入れる
- トニックウォーターを注ぎ、軽く混ぜる
- ライムを絞って完成
ジンバック・・・ジン45ml、レモンジュース20ml、ジンジャエール適量
- 材料と氷ををタンブラーにいれ、軽く混ぜる
さっぱりとした味。ジンとジンジャエール。合います。レモンジュースでスッキリ感UP。
ジンリッキー・・・ジン45ml、ライム、炭酸水
- タンブラーにライムを絞り、そのままライムを入れる
- ジンと炭酸水を入れ、軽く混ぜる
ドライな味が好きな方に。ジュース要素が入らないのでサッパリ。ライムをつぶしながら飲むのがおすすめ!
ギムレット・・・ジン3/4、ライムジュース1/4
- 材料を氷の入ったシェイカーでシェイクしてグラスに注ぐ。
ジンの香りにライムの苦みと酸味が合う。シェイクすることでトゲトゲしさもまろやかになるため、分量ほどはジンの強さを感じなくなります。
マティーニ・・・ジン45ml、ドライベルモット15ml、オリーブ
- 上記材料を混ぜる
- オリーブを添える
いろいろと逸話のある、有名すぎるカクテル。ジンとベルモットの分量は、バーテンダーによって異なることも多い。私の場合はベルモット少なめにします。その場合「ドライマティーニ」と呼びます。オリーブはカクテルピンに刺すとかっこいい。食べても食べなくてもいいそうです。
AJIおすすめのオリジナルカクテル
- ティーバッグで紅茶を淹れ、冷蔵庫で冷やしておく。
- ジン1/4、冷やした紅茶3/4をグラスに入れる
- ガムシロップ(カロリーが気になる方はカロリーゼロの甘味料)を入れる
- 氷は好みによって入れ、最後に混ぜる。
紅茶の味はいろいろと試してみてください。私の場合は定番がハーブティー、夏の暑い時期にはミントティーにします。
まとめ
それでは今日の記事をまとめます。
- 家で飲むなら「ジン」おすすめ!
- 一般的なジンは1,000円台から売っている
- ジンは蒸留酒(スピリッツ)。度数は40度以上
- ストレートでもおいしい!でもアルコールに弱い方や、飲みすぎには注意!
- 凍らせても凍らない!トロトロで美味しい!
- シェイカーや軽量カップは用意しよう、安価なものもある。
- 身近なジュース類、トニックウォーター、カットライムがあればOK
- マティーニにも挑戦しよう。ベルモットがあればできるよ!
- レシピ自体は難しくない!自分の好みで楽しもう!
- プロにはかなわないから、味を求めるならバーに行こう!