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【初代PS】ファイナルファンタジー7。あの頃僕らが夢中になった理由。

「ファイナルファンタジー7」。通称FF7。

1997年にスクウェア社から発売されたテレビゲームソフトです。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
ゲームやらない私でもさすがに知ってる。
AJIちゃん
AJIちゃん
日本国内で400万本、世界で1000万本を売り上げた伝説のゲームソフトですな。
MAAちゃん
MAAちゃん
リメイク版が最近発売されたって聞いたけど?
AJIちゃん
AJIちゃん
そ う な の !!(大声)
MAAちゃん
MAAちゃん
うわ!びっくりした。大声出すなや。
AJIちゃん
AJIちゃん
2020年4月にリメイク版が発売されたわけだけど、ものすごい売れ行きなんだ。
MAAちゃん
MAAちゃん
アジももれなく買った、と。

そんなに思い入れのあるゲームなんか?

AJIちゃん
AJIちゃん
思い入れしかない。むしろ、リメイクが発売された今だからこそ、全世界に問いたい。

「君は本当にFF7を愛しているのか」と。

 

ファイナルファンタジー7(以下FF7)発売当時小学5年生だった私ですが、

 

生涯で一番長い間遊んだゲームがこの「FF7」です。

ストーリーや世界観に没入し、暇さえあればFF7。

 

ミニゲームですら普通のゲームタイトルより長い時間プレイしてきた自負があります。

最近発売されたリメイク版が話題になっていますが、発売当時のFF7を知らずにプレイしている方もいるのではないでしょうか。

もちろん、新しいゲームとしてリメイク版を楽しむこともできますが、初代の良さを分かっていただいた上でプレイしてもらえれば、また違った面白さを発見できるかと思います。

 

本記事は、筆者アジが「リメイク版じゃない初代FF7」について熱く語る記事です。

FF7をリアルタイムで遊んでいた方、当時の人気ぶりには触れていないが雰囲気を知りたい方、さらにはFF7の魅力を深く知りたい方へ向けて書きます。

長くなりますが、FF7の魅力を全力でお伝えしますので、じっくりと読んでみてください。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
生涯で1番て…寝る間も惜しんでやってた「モンスターハンター」よりもやってるってこと?
AJIちゃん
AJIちゃん
アジはそこまでモンハンのガチ勢ではないし、プレイ時間なら余裕でFF7やろな。やってる年数が違う。
MAAちゃん
MAAちゃん
(さすがにちょっと引く…。)

私はFF7の大ファンということもあり、ニンテンドースイッチでのDL版をプレイしています。3倍速モードやステータスマックスモード、敵とのエンカウント無しモードもあり、サクサク進められます。初代版を遊んだことがない方は、ぜひ遊んでみてください!

この記事は「FF7(PS版)」におけるネタバレを含みますので、ストーリーを知りたくない方はご注意ください!!



「FF7」が発売された時代とか背景について

ファイナルファンタジー7のロゴマークこのロゴスタイルは7から。シンプルでカッコいい。

FF7が発売されたのは1997年1月31日。

 

スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されました。初週の売り上げは202万本。その後も売れに売れ、トータルでは全世界で1000万本を超えました。

 

FF7発売時の時代背景、世間の雰囲気について

 

1997年といえば、携帯電話やPHSの普及、ポケベルは全盛期を迎え、たまごっちや初代ポケモンが流行るなど、「明るい未来」「近未来」を感じさせる雰囲気がありました。

 

それとは逆に、政治や経済では暗い話題も多く、なんとなく後ろ向きで「鬱屈した」暗い雰囲気をはらんでいる、そんな何とも言えない「暗くて危うい雰囲気」が漂っていました。

子供時分の私でも、なんだか世間がザワザワしている雰囲気を感じた記憶があります。

 

そんな中発売された「FF7」。いったいどんな雰囲気のゲームなのでしょうか?

前作FF6を彷彿とさせる、暗い世界観

 

FF7は、「ファイナルファンタジーシリーズ」としては初めてプレイステーションにハードを移して発売されたソフトです。

今になって思えば、任天堂の寵愛を受ける「スーパーファミコン」を脱して、SONYのプレイステーションから発売するのは、かなり勇気のいることだと思います。

 

FF7の一つ前の作品、「FF6」。スーパーファミコンから出された最後のFFシリーズナンバリング作品です。

今までのファイナルファンタジーは、「クリスタル」を一つのメインアイテムとして、クリスタルを巡る物語を描く「中世ヨーロッパ的」なファンタジー要素が強い作品でした。魔法や精霊が出てくる、王道的な日本RPGですね。

 

しかし「FF6」は、いきなり世界観を変えてきました。

魔法が遺物となり、機械が発展した文明。魔法の力を宿した者たちは悪い人間に道具として扱われる…なんとも暗い世界観が逆にうけたのか、大人気タイトルの1つとなっています。私もFF6の世界観や設定、キャラクターが大好きです。

 

一方で、FF7の世界観はどうなっているでしょうか。

「魔法」は世界に普通に存在しますが、機械的な文明。

 

「魔晄(まこう)」と呼ばれるエネルギーを生活のためのエネルギーに変えて生活している社会。

 

魔晄は「星のエネルギー」であり、吸い尽くすと星が滅びてしまう…そんな危機感を持つレジスタンスと、魔晄を我が物顔で浪費し続ける大企業。その対立に端を発して、やがて世界を巻き込む巨大な謀略との戦いに発展する様子が描かれています。

 

FF7のシステムや操作感、グラフィックについて

FF7ゴールドソーサーへ向かうロープウェイの画像要所で挟まれるムービーに感動した

 

世界が驚いた、FF7のグラフィック。

 

FF7発売当時、そのグラフィックが大きく話題となりました。

今でこそ珍しくない

  • ゲーム中のムービー
  • 立体的に動くキャラクター
  • 3Dのマップ

これらを始めて見た私たちプレイヤーの興奮度は、推して知るところかと思います。

 

今になって初代FF7を見ると、なんとも稚拙なポリゴンや、カクカクのムービーに思えますが、当時は「3Dゲームの夜明け」を見たような気分でした。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
今の超リアルなムービーはすごいけど、世界観がリアルなほど、「なら実写でええやん」、って思っちゃう。

「ゲームらしさ」がまだガッツリ残ってた時代だね。

 

FF7のシステム、操作方法について

 

FF7のシステムは、従来のRPGと大きく異なる点はありませんでした。

プレイヤーがマップ上でキャラクターを操作し、敵とのバトルもターン制のコマンド入力式バトルとなっています。

ATB(アクティブタイムバトル)と呼ばれる方式を採用しているため、プレイヤーがコマンド入力中にも時間が過ぎ、敵の攻撃が行われます。

このシステムにより、戦闘にリアルタイム感が生まれます(設定でオフも可能)。

マップ上での操作方法は、マップが3D化していたため、2Dマップに慣れていた当時のプレイヤーには戸惑いがありました。その原因として

 

  • 3Dが粗いため、マップの出入り口が分かりづらい
  • 上記の理由により、はしごや宝箱も見落としがち

 

この点は正直、不評でした。

のちに発売される「インターナショナル版」では、出入り口やオブジェクト上にマークが表示され、この不便さは解消しています。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
3Dに酔うとかはないけど、とにかくマップで見落としが多かったんや。

背景と紛れ込んでわからんかったり、マップの切れ目が分からなかったりね。

 

「マテリア」システムについて

FF7のステータス画面。マテリアを変更できる。マテリアの組み合わせを考えるのが楽しい。

FF7を語る上で外せないのが

 

「マテリア」です。

 

球体の宝石状のもので、ストーリー上でも大きな役割を果たします。

ゲーム内では大きさはビー玉大のものからテニスボール大のものがあり、最近のFF7の界隈ではテニスボール大で統一されています。

 

ストーリー上の役割を説明すると

 

  • マテリアは魔晄(厳密には違うが)の結晶
  • 身に付けることで、魔法や特殊能力が誰でも備わる
  • 召喚獣を呼んだり、隕石を落とすなどものすごいエネルギーを持ったマテリアも存在する

といった役割があります。

 

普通のマテリアは店で購入したり、マップ上で手に入れるほど身近な存在であり、ストーリー最初期から手にしているものもあります。

特殊なマテリアは、ストーリー上でも重要な役割を果たしており、星の運命を左右するようなマテリアも存在します。そのマテリアを巡る争いも描かれていきます。

 

次に、システム上の「マテリア」についてです。

 

  • 装備することで特殊能力が付く
  • 装備することでステータスが上下する
  • 武器や防具によって装備できるマテリアの数が変わる
  • 装備したマテリアの組み合わせによって特殊効果が発動する

大きくこのような要素があります。

 

装備するマテリアによって、戦闘の難易度が大きく変わるため、非常に重要なシステムではありますが、実際はそんなに複雑ではないので、マテリア選びで詰まることはなかったです。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
武器自体は強いがマテリアあんまり付けれないとか、マテリアめっちゃつくけど組み合わせができない、とか。他にもいろんな要素があったね。

楽しいシステムだった。

 

FF7のストーリーについて

FF7、ニブルヘイムの画像。ニブルヘイムの街並み。雰囲気がいい。

 

ちょっと難解。FF7のストーリー

 

FF7のストーリーは、正直「小難しい」です。

 

というのも、作中では語られなかった設定が多く、後から発売された「スピンオフ」的な作品において補完されている部分が多いためです。

FF7本編でもストーリーは完結するのですが

 

  • 主人公「クラウド」の設定
  • 「セフィロス」の過去
  • 「エアリス」と「ザックス」
  • 「クラウド」と「ティファ」
  • 新羅カンパニー

 

これらはなんとなく「ぼかし」が入ったままストーリーが展開していくため、プレイヤーとしては様々な想像や憶測をしていたわけです。

 

私は小学5年生時にプレイしたため、ストーリーがあまり入ってきませんでした。

何度もプレイして、なんとなく「考えさせられた」という印象です。

正直、寄り道要素が多すぎて「ストーリーそっちのけ」でとびとびプレイになっていたのも大きな理由だと思います(後述)。

 

それでもこのゲームが好きで、スピンオフもプレイしました。その中で判明していく様々な事実が、昔理解できなかったこととどんどん合致していって、今ではその世界観の虜となっているわけです。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
「後付け」ってのもわかるけど、それにしてもよくできた設定なんだよ。パズルが埋まっていく感じ。
MAAちゃん
MAAちゃん
小学生には、本編だけでストーリーを理解することできたの?
AJIちゃん
AJIちゃん
俺がストーリーの奥深さに気づいたのは、身も心も大人になってからやな。
MAAちゃん
MAAちゃん
まぁ、大人向けなシリアス展開とか描写が多いのは事実みたいね。

 

スピンオフ作品「クライシスコア・FF7」について

 

AJIちゃん
AJIちゃん
ここで少し寄り道。スピンオフ作品について。

 

「クライシスコア・ファイナルファンタジー7」。

通称「CCFF7」と略されます。

他にもスピンオフ作品はありますが、このCCFF7が私にとってはなかなかに衝撃的でした。

2007年に「PSP(プレイステーション・ポータブル)」で発売されたこのゲームは、FF7本編に直接的には登場しない「ザックス」を主人公としたA・RPGです。

 

本編において、クラウドは自己の人格について悩む描写が多く、そこにはいつも「ザックス」というソルジャーの姿がありました。

結論から言うと、クラウドは人格が破綻しており、記憶が「自己のもの」と「ザックスのもの」が混在しているのがFF7本編です。

 

クラウドは自分を「ソルジャー・クラス1st」と名乗りますが、実際はソルジャー不適合者となったただの青年です。

 

クラウドが勘違いしている「1st」の人格は、実際には「ザックス」の記憶であり、周囲もそれを理解しています。家族もエアリスも、もちろんティファもです。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
え…教えてあげればよくない…?
AJIちゃん
AJIちゃん
そういう意見もあるが…。「あんた狂ってるよ?」なんて、死線をくぐって帰ってきた幼馴染に言えるか?
MAAちゃん
MAAちゃん
確かに・・・。

 

その辺の変な優しさがストーリーを分かりづらくしていた感は否めませんが、CCFF7で実際にザックスとしてストーリーを進めることで、ザックスとクラウドの絆を見ることができます。

魔晄中毒になり廃人となったクラウドを連れて逃げるソルジャークラス1st、ザックス。最後にはクラウドを守るため命を落とすわけですが、

そこでクラウドに託されたのがザックスの愛用武器にしてクラウドの代名詞の大剣

 

「バスターソード」です。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
あのデカい剣、人からもらったやつだったのか。
AJIちゃん
AJIちゃん
CCFF7、あのシステムのままリメイクしてほしい。

ラストは泣きすぎて半月くらい立ち直れなかった。

FF7の登場キャラクターについて

FF7のキャラクター画面。パーティー編成ができる。「PHS」で仲間を入れ替える。時代ですね。

 

FF7の魅力の1つに

「魅力的なキャラクター」があります。

 

個性的かつ作りこまれた背景も魅力ですが、なにより

 

「時代を超えても愛される最高のビジュアル」

 

が大きな要素だと思います。

リメイク版においても、

「エアリス…出会った瞬間泣いた」、「ティファが想像してたより良かった…」という、男性諸君の心の喜びが聞こえてきます。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
それ言ってたのアジやん。
AJIちゃん
AJIちゃん
アジはあくまでも世界の声を代弁しただけやで。

 

特に「エアリス」「ティファ」においては、ゲーム界のヒロインの中でも突出した知名度を誇ります。

 

お姉さんなようだけど純粋で、包み込んでくれるような「エアリス」と、

強いけど優しくて、けなげな幼馴染「ティファ」。

 

対極なようで、どこか共通点もあるこのヒロイン二人のおかげで、クラウドは人間らしさを取り戻していきます。その描写がとてもリアルで、大人になった今でもこの二人のヒロインに優劣をつけることができません。

男性キャラクターも魅力的です。

特に「シド」と「ヴィンセント」は女性人気が高く、ビジュアルも相まって非常にカッコいいキャラクターです。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
・・・?

エアリス、パーティー選ぶ画面におらんやん。

AJIちゃん
AJIちゃん
えっ・・・?
MAAちゃん
MAAちゃん
・・・え?
AJIちゃん
AJIちゃん
マジで言ってる…?

MAAちゃん、FF7知ってるって言ったよね…?

MAAちゃん
MAAちゃん
ゲームの名前と存在はな。

知らんもんは知らん。説明しろや。

AJIちゃん
AJIちゃん
これを語るのはつらい・・・。

 

【トラウマ案件】ストーリー中盤でのエアリスの死

クラウドがエアリスに切りかかろうとする場面の画像正直、この場面はあまり見たくないほどトラウマ

 

ストーリー中盤における、

 

メインヒロインの一人「エアリスの死」。

 

これは、プレイステーションのソフトにおけるかなりの重大案件でした。

なにせ、本来であれば、ラストまで付き添うと決めたパーティーの候補であり、キャラクター的にもビジュアル的にも「ほぼセンター」であった

 

エアリスが死んじゃうんですから。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
…え?戻ってこないの…?
AJIちゃん
AJIちゃん
戻らない。というより、帰ってこない。エアリス…。
MAAちゃん
MAAちゃん
聞いてるだけで気が滅入る展開なんだけど…。

 

ムービーシーンはスクショ不可なので、その直前を画像に設定しましたが、

この直後、空から降ってきた「セフィロス」の刀、正宗によって突き刺され、エアリスは絶命します。

その後、エアリスの髪飾りであった「マテリア」が地面に落ち、テーマソングとともに飛び階段を下っていきます。

ボス戦の後、エアリスはクラウドに抱かれ、クラウドがその手を離すと泉の奥へと沈んでいきます。

このシーンのムービーは、どれだけのゲーマーの心を絶望に突き落としたことでしょう。

ここでのクラウドのセリフが心に刺さりまくるので引用します

 

「エアリスはもうしゃべらない…もう笑わない、泣かない、怒らない。

おれたちは…どうしたらいい?この痛みをどうしたらいい!?

指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!」

~FF7 忘らるる都 クラウドのセリフより引用~

 

MAAちゃん
MAAちゃん
言葉が見つからないんやが…。書いてて泣かないでね…?
AJIちゃん
AJIちゃん
正直、23年前のゲームの1シーンで泣けるって、すごいことだと思うの。
MAAちゃん
MAAちゃん
(マジで泣いてる…。)

 

機械的で無機質、人の心を考えないような発言しかできなかったクラウド。

そのクラウドがここまで感情をむき出しにしてセフィロスに切りかかります。セフィロスは「クラウドに感情などあるはずがない」と一笑に付しますが、クラウドはエアリスによって感情を取り戻しかけていたのではないかと思います。

 

 

MAAちゃん
MAAちゃん
エアリスが助かる道はなかったんか…?
AJIちゃん
AJIちゃん
当時それもいろいろと憶測を呼んでなぁ。

「エアリス生還ルートがある」とか、「セフィロスは仲間になる」とか。

実際に、エアリスを仲間にしたままストーリーを進めたり、セフィロスをパーティーに入れることは「不可能」です。まだインターネットもあまり発達していなかったこともあり、様々なデマが囁かれました。

さらに、「エアリスが最後まで残る」「セフィロスが仲間になる」といったバグデータを記録媒体に保存して通販で販売する業者もいました。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
当時の記録媒体は「メモリーカード」 と呼ばれる、PS専用のカードだったんや。

それにバグデータを仕込んで売るやつらがいたんやな。

MAAちゃん
MAAちゃん
アジそういうの好きそうだけど、買わんかったんか。
AJIちゃん
AJIちゃん
さすがに、死者をよみがえらせるのは冒涜やで。

それに、エアリスいなくしたからセフィロス嫌いやし。

MAAちゃん
MAAちゃん
意外と心は純粋・・・。

 

【寄り道】FF7、ミニゲームが多彩すぎ問題【本業】

FF7、ゴールドソーサーの入り口の画像ここについた時のテンションの上がり方たるや。

 

FF7を語る上で外せない要素

 

「ゴールドソーサー」。

 

いわばアミューズメントパークです。

FF7は、本編において様々なミニゲームの要素がちりばめられているのですが、

そのミニゲームを再体験できる!!

だけでなく…

 

  • 本編よりゲーム要素を充実させ
  • 種類も増やし
  • 結果によっては最レアアイテムももらえる
  • むしろクリアしなきゃコンプできない要素もある

 

そんな場所が「ゴールドソーサー」です。

ゴールドソーサーに入り浸りすぎて、ストーリーの進捗具合を忘れることもしばしば。

私もそのうちの一人でした。ですので、ラストダンジョン手前まで進めたセーブデータを「ゴールドソーサー用」として残し、ひたすらミニゲームに没頭しました。

時間を忘れて遊んだゴールドソーサー。その魅力についてお伝えします。

ミニゲームの種類は多様で、その中でも私が好きだったゲームを紹介するので、「潜水艦は!?」「バイクは!?」「モグハウスは!?」と思われた方は申し訳ありません。

 

「スノーボード」。もはやエンドコンテンツ

FF7ミニゲームのスノーボード開始画面単純かつ奥深いゲーム

 

まずは外せない

 

「スノーボード」ゲームです。

 

本編では、雪山を進むイベントの一部として登場します。

ゴールドソーサー編では、なんと、

 

  • コースが「初級・中級・上級」の3コース
  • タイムアタックモード
  • ゴースト機能
  • スピードアップモード
  • タイム評価機能

 

が実装されています。

操作感もシンプルかつ奥が深く、ジャンプとドリフトだけのシンプル操作。

まさに「いつまででも、何度でも」遊べてしまいます。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
なんか、この文面どこかで…。
MAAちゃん
MAAちゃん
あ、「マリオカート」やん。
AJIちゃん
AJIちゃん
そう!まさにマリオカート的なこと!!

敵はいないから、常に己との戦い。ヒリつくんや。

妻が「マリオカート」に例えたのもうなづけます。

タイムアタックで遊ぶのがメインになるわけですが

 

  • 一度ぶつかったら終わり(タイム的に)
  • ライン(コース)取りが重要
  • 攻めすぎると転ぶ
  • 攻めすぎるとぶつかる

 

このせめぎあいで、0.001秒まで詰めていくわけです。

 

FF7、スノーボードのスタートする前の画像ここで深呼吸して、息を止める

 

自分の出したゴースト(速い記録の影)のプレッシャーに耐えながらコースを攻める。少しでも上回ったらガッツポーズです。

AJIちゃん
AJIちゃん
最高に楽しい。そこらのレーシングゲームよりハマった。

さらに、記録に応じて、「可」「良」「優」「驚」「前人未踏」などといったスタンプが押されますが、最上級は「変」です。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
アジはもちろん「変」やで。
MAAちゃん
MAAちゃん
間違いなく「変」だわ。

 

「チョコボレース」。実はストーリー上も重要

FF7、チョコボレースの開始画面クラスSの海チョコボ(自慢)

 

「チョコボ。」

 

FFシリーズではおなじみの、ダチョウとヒヨコを合わせたような生き物です。

主に乗り物として登場します。

そんなチョコボを、競馬のごとくレースにしたのが

 

「チョコボレース」です。

 

ストーリー上では、居住地の最下層に追いやられたクラウドたちが、チョコボレースに出走することで地上に戻る権利を得るというカイジ的イベントで登場します。

その後、レースに勝つことでランクを上げ、より上位のチョコボを作ることで、ストーリー上有効な場所へチョコボで到達することができるようになる、というのがポイントです。

普通のチョコボ(黄色)は、平地しか走れません。

そこで、チョコボを交配させます。キーとなる野菜も必要です。

交配が上手くいくと、

「川チョコボ(水色)」ができます。

川チョコボは、平地のほか、川も渡ることができます。

同様に、「山チョコボ(緑)」を作ります。

「山チョコボ」と「川チョコボ」を交配させ、

「山川チョコボ(黒)」を作ります。

その山川チョコボに、

特殊な条件下で出現する野生のチョコボを交配させると、

「海チョコボ(金色)」ができます。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
簡単に言ったけど、普通に作るのは不可能やで、こんなん。
MAAちゃん
MAAちゃん
攻略情報ありきやな…。
AJIちゃん
AJIちゃん
その分、チョコボの性能はヤバい。

 

実際、海チョコボを作るのは「難しい」です。

 

  • かけ合わせが合っていても、産まれるかはランダム
  • 産まれる性別もランダム
  • 最後の野生チョコボの場所が初見では無理
  • 与える野菜の種類が多く、これも初見では無理

 

これらの要素が相まって、攻略情報が出るまでは「海チョコボ」は幻の存在でした。

AJIちゃん
AJIちゃん
しかもな、完成した海チョコボが「金色」なんやが、デフォルトの「黄色」と区別がつきづらいんや。
MAAちゃん
MAAちゃん
感動薄まるな・・・。

 

しかし、苦労の末産んだ海チョコボ、性能はとんでもなく優秀です。

イケてるオッサン、シドが操る飛空艇「ハイウインド」。

 

元来、RPGの移動手段において最強は飛空艇、と相場が決まっています。

 

しかし、飛空艇では到達できない場所に最レアアイテムがあるのがFF7。

それを可能にするのが「海チョコボ」、というわけです。

FF7、飛空艇ハイウインドとフィールドの画像海チョコボ > 飛空艇

 

海チョコボは、最終ダンジョン以外どこでも行けます。

苦労して作るだけの価値はあるということですね。

 

FF7のバランスぶっ壊し。「ナイツオブラウンド」

FF7,召喚獣ナイツオブラウンドの画像長すぎてジュース飲んだりお菓子食べたり

 

海チョコボの話が出ましたので、併せて紹介します。

 

FF7の最強召喚獣、「ナイツオブラウンド」。

FF7におけるバランスブレイカー(ぶっ壊れ性能)です。

 

先ほど紹介しましたように、飛空艇では到達できない場所の一つ、

「ラウンドアイランド」で入手できます。到達さえできれば、すんなり手に入ります。

つまり、海チョコボ=ナイツオブラウンドということです。

※ヴィンセントの最強武器も同様に「海チョコボ」=「ヴィンセントの最強武器」です。

 

ナイツオブラウンドがどれほどのぶっ壊れ性能かといいますと

「防御力無視の超大ダメージ×13」となります。

さすがに、特殊な技を使わないと「9999」のカンストダメージ×13とはなりませんが、リミット技と呼ばれる必殺技を除いてこれほどのダメージが出てしまうのは、強すぎてどうなの?という感じでした。

 

しかし、ナイツオブラウンドには致命的な弱点がありました。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
ムービーが1:40かかるんや。だるすぎ。
MAAちゃん
MAAちゃん
一回の攻撃で!?
AJIちゃん
AJIちゃん
そうや。最初こそ、「うわー!かっけー!強ぇー!」と言っていたが、後半は出番なしや。だるすぎて。

 

ムービーこそカッコいいものの、円卓の騎士が順番に13人出てきて敵を1発ずつ殴っていくムービーは驚愕の1分40秒(もちろんスキップ不可)。

戦闘でそんなに困る場面がないゲーム性だったこともあり、ナイツオブラウンドは「持っているのがステータス」くらいの存在になってしまいました。

「フリースロー」。忘れちゃいけないミニゲーム

 

FF7、ミニゲームのバスケットの画像悪魔的魅力、フリースロー

 

こんなに地味で、難しいミニゲームがあったであろうか。

200ギルというお金を払って遊ぶこのミニゲーム。

「〇ボタンを少し押し続けて、離す」

だけのゲーム性です。

しかし、判定が超シビア。

 

AJIちゃん
AJIちゃん
MAAちゃん、やってみ。
MAAちゃん
MAAちゃん
ん、意外とムズい・・・あ、入った!タイミングつかんだで!
AJIちゃん
AJIちゃん
・・・フフフ。
MAAちゃん
MAAちゃん
(ガコッ)…あれ!?なんでや!同じタイミングで指離したで!?
AJIちゃん
AJIちゃん
それがこのゲームの「魔力」や。

 

一見単純に見えるこのゲーム。タイミングを計るゲージも何もありません。

ゴールするであろうタイミングでシュートしても、なぜか続かないんです。判定がシビアなのか、それとも乱数で管理してるのか、はたまた設定がガバガバなのか…

知る由もありませんが、夢中になってひたすらシュートしちゃう中毒性があります。

 

MAAちゃん
MAAちゃん
もっとやらせろ・・・!! (怒)
AJIちゃん
AJIちゃん
ヒィィィィィィッッッ!!!!

 

FF7の魅力は?と聞かれたら答えること

FF7,クラウドの超究武神覇斬の画像超究武神覇斬。くすぐられるネーミング。

 

長くなりましたが、キリがないので、私がFF7を大好きだということを少しまとめたいと思います。

まず最初にお伝えした

「発売した時代にマッチした、少し退廃的な世界観」。

少年時代に感じた思いも相まって、思い出補正が強いのはこの部分です。

 

次に「従来のRPG要素を残しながら、簡単で奥が深いシステム」。

マテリアシステムは単純ながら奥が深く、組み合わせる、単体で使う、成長させるための武器に使う、など楽しい要素が多いです。

 

「良くも悪くも斬新だったグラフィック」。

ポリゴンは雑で、フィールドではキャラクターの表情すらわかりません。それが逆に感情を移入できる要素や、合間合間のコミカルな要素につながったと考えます。

また、要所に挟まれるムービーは、今見ると粗い感じはしますが、逆に強烈な印象を与えているように思います。

 

キャラクターの魅力。特にヒロイン二人。

20数年の時を経ても色あせない「エアリス」と「ティファ」(あとユフィ)。

この二人が要るからこそFF7があり、リメイクするまでに愛される作品になったんだと思います。事実、この二人をモチーフにした二次作品がたくさん生まれています。

 

スピンオフで明かされる数々の事実。

私個人としては、やはりザックスとクラウドの過去、そしてエアリスとの関係性。ここまでドラマが作りこまれたRPGは経験したことがありません。

 

少年心をつかんで離さないストーリー展開。

ヒロインの唐突な死、アイデンティティに悩むクラウド、そのクラウドを見守る幼馴染。勝手に進んでいく世界の崩壊。この、少し「痛いなー」と感じるくらいが、ゲームにはいいんです。そうでなければ、最後に笑えないから。と私は思います。

 

作りこまれすぎたミニゲーム。

「FF7」について語るとき、多くの人が「スノーボード」を挙げます。それだけ完成したミニゲームでした。スノーボードだけでなく、作中に出てきたミニゲームを遊びこめるのは、プレイヤーとしては最高です。

ここには書けませんでしたが、シューティングゲームのクオリティもすごいんです。

私がスノーボードの次にやりこんだのがシューティングゲームでした。しかしながら、とても下手だったので今回は隠しました。とても楽しいミニゲームです。

 

初代FF7の魅力に関する「まとめ」

 

FF7のロゴマークありがとう、FF7。

長くなりましたが、今日は「PS版初代FF7の魅力」について紹介しました。

正直、かなり省いたので伝えきれなかったところもあるかと思いますので、その点は追って書きたいと思います。

私自身かなりやりこんでいますので、「ここの話が聞きたい!」という方がおられましたら、twitterやメールでご感想をお待ちしております。

AJIちゃん
AJIちゃん
ここまで、書ききれないものなんやな…と思ったのが正直。

戦闘とか、ウエポンとかキャラクターについてもっと書きたかった…。

MAAちゃん
MAAちゃん
そんだけ愛せるものがあって、ええやんけ。

これで終わりにしなくても、また書けばええんやし。

AJIちゃん
AJIちゃん
MAAちゃん…。これにさらにリメイクの話も入ってきたら大変なことになるな。
MAAちゃん
MAAちゃん
さすがにそれは記事分けろや…。一人wikipediaする気か。
AJIちゃん
AJIちゃん
FF7愛はとどまるところを知らない!

共感できる人はアジに教えてね!!

むすめ
むすめ
長くなったけど、パパは語り足りないみたい!

読んでくれてありがとう!!




ABOUT ME
AJIちゃん
趣味探しが趣味の30代男性。妻と二人の子どもがいます。 仕事が不定期なのでブログも不定期更新ですが、たくさん更新したいと思います。 主に子どもと遊べるものを中心に、「とりあえずやってみる」を合言葉にあれこれ遊んでます。 大人になって始める趣味、子供と一緒に楽しめる趣味の提案ができるブログにしたいと思っています。