ここ数年、私は夏になると必ず
「キス釣り」に出かけます。
キスと言ったら、「天ぷら」が最高ですよね。非常においしい魚です。そして何より、誰でも簡単に釣ることができます。
それほど道具も必要なく、お金をかけずに最高の食材を食べられるキス釣りについて今日はご紹介したいと思います。
オーケー!キス釣りは簡単だからね。娘ちゃんでもきっとできるよ!
というわけで今回の記事では、「キス釣りが初めて」という方や、「ファミリーフィッシングでキスを釣ってみたい」という方へ向けて
- キスという魚、キス釣り方法についての解説
- キス釣りに必要な道具
- 子供と釣りに出かける際の準備
- 子どもを海に連れていく際の注意点
- あったら便利なアイテム
についてご紹介したいと思います。
キスってどんな魚?どうやって釣るの?
キスという魚はご存じですか?先に言った通り、天ぷらにすると非常においしい魚です。
そんなキス、実は誰でも簡単に釣ることができます。
まずは、キスの生態や釣り方について確認しましょう。
「キス」はどんな場所でどんなエサを食べるのか
生物的な生態はおいておくとして、キスについて覚えておきたいことを解説します。
普段私たちに馴染みのあるキスは、「シロギス」という種類のキスです。
シロギスは、夏場になると産卵時期を迎え、ごく浅い砂浜に現れるようになります。ですので、夏場の砂浜で釣れるようになるわけですね。
肉食であるため、砂地に潜む虫や小エビなどを主なエサとしています。
- キスを釣るのは「夏場の砂浜」!!
- 近くの浜で釣れてる情報があったら行ってみよう
キスを釣るための仕掛け、エサについて
キスを釣るためのエサ
キスを釣るためのエサには
- イソメ
- ジャリメ
- ゴカイ
などが主に使用されます。
どれも「ウネウネしてる系の虫」です。ダメな人はとことんダメなアレです。
これらのエサは、生きた状態で使用するため、釣具屋さんや、釣り場近くのホームセンターなどで購入しましょう。
どうしても当日買う時間がない場合は、前日のうちに購入し、密閉して「冷蔵庫の野菜室」で保管しましょう。(脱走すると恐ろしいことになるので注意)
キスを釣るための仕掛け
仕掛けについては、1番シンプルかつ簡単なものを紹介します。
- リール付きの釣り竿
- ジェット天秤
- ハリが2~4個ほど付いたキス用仕掛け
これらを準備し、ハリにエサを付けるだけで完成です。
リール付きの釣り竿は、長いものでなくても大丈夫です。
キス釣りのプレシーズンは、遠投したほうが有利なため長い投げ竿が使用されますが、ハイシーズンになると、いわゆる「チョイ投げ」で十分釣れるため、子供用の釣り竿でも釣りを楽しめます。
ジェット天秤とは、いわば投げるためのオモリ付きの仕掛けです。
釣具屋さんやホームセンターにいけば、「チョイ投げセット」という名称で、ジェット天秤と仕掛けがセットになった商品がたくさん売られています。
慣れないうちは、釣り針が少なめのものがオススメ!
セットの裏面には、仕掛けの作り方も図解つきで書かれていますが、難しい仕掛けではないので簡単に作ることができます。
子どもとキス釣りをするにあたって準備したいもの
初めて釣りに出かけるお子さんは、前日のうちからテンションがヤバいです。
ですので、まずは
しっかりと寝せましょう。意外と重要です(笑)
しっかりと子供が寝たならば、お父さんは釣りの準備をします。
リストアップしますので確認してください。
絶対に忘れちゃダメなもの
- 釣り竿・リール
- 仕掛け(予備は多いほうがいい)
- エサ(出かける前に必ず確認)
- 魚を入れるバケツ(ロープ付きが望ましい)
- クーラーボックス氷入り(あればジップロックも)
最低限、これだけあればとりあえず釣りはできます。
このうちどれか1つが欠けても大苦戦を強いられ、釣具屋さんやホームセンターを探して彷徨うことになります。
「できるパパ」を演出するためにも、忘れ物には注意しましょう(自戒)。
子どもと海釣りにいくなら持っていくもの
大人だけで釣りに行くのとは違い、子供と一緒に釣り行くにあたって必要なものをリストアップします。
- 帽子(夏場なので必須、ハリのガードにもなる)
- サンダル(砂浜はガラス片や木片があり、裸足は危険)
- 虫よけスプレー
- 着替え(100%汚れる)
- 真水入りペットボトル(帰りに砂と海水を落とす用)
- 飲み物(凍らせてクーラーボックスへ)
- 砂遊び、虫かごなどの遊び道具
子ども連れの場合、特に注意すべきは
「安全面」です(大人ももちろんですが)。
砂浜とはいえ、深場や離岸流などもあり危険ですので、釣りに夢中になるあまりお子さんから目を離さないようにしましょう。
キス釣りに持っていくと快適になるアイテムたち
今まで紹介した道具があれば、誰でもキス釣りをすることができますし、運が良ければ投げるたびに2匹3匹と釣ることもできます。
ここでは、その簡単なキス釣りを、さらに快適にするアイテムたちを紹介します。
その1:魚つかみ&針はずし
キス釣りの大敵、それは「フグ」です。エサを奪うだけならまだしも、仕掛けのハリを切られてしまったり飲み込まれることもしばしば。
フグのおかげで大幅にタイムロスをしてしまうこともあります。
そんなときは、「針はずし」があれば便利です。なければ細めのペンチでもかまいません。
フグの口は硬いため、ハリがなかなか外れません。素手でつかむと「キュゥ~」と鳴いては膨らみ、イラつきますなんだかかわいそうです。
そこで、魚つかみでフグをしっかりと固定し、ハリを一気に取ってやりましょう。
フグは邪魔者ですが、その辺に放置したり砂に埋めたりせずに、海に返してあげるといいと思います。
その2:釣り竿スタンド
キス釣りをする場所は砂浜。いわずもがなあたり一面、「砂」です。
キスが釣れ、ハリを外す際には釣り竿スタンドが非常に便利です。
釣り竿をそのまま地面に置いてしまうと、リールに砂が付着し、ギアに噛んだりして故障の原因になります。
キスが釣れた後は、いったん落ち着いて釣り竿スタンドに釣り竿を置き、そこから針を外してキスをクーラーボックスにぶち込みましょう。
その3:エサつかみ
私のように、活きエサを触るのに抵抗がある人には非常におススメです。
ゴカイやイソメは、虫です。彼らも、命の危険を感じるのでしょう。普通に噛んできます。噛まれても痛くはありませんが、なんとなくイヤです。
私は噛まれた際に軽くパニックになり、エサをぶちまけたことがあります。
そうならないためにも、ぜひ用意していただきたいアイテムです。
その4:サルカン・スナップ類
聞きなれない方も多いかと思います。あらかじめ釣り糸の先に結んでおき、ワンタッチで仕掛けを取り外しするための釣り道具です。多めに入っても200円くらいで買えます。
仕掛けを取り換えるたび、毎回糸を結びなおすのは面倒です。
そんな時、釣り糸の先にサルカンやスナップを付けておけば、すぐに仕掛けを取り換えられるので、時間効率が非常に上がります。
※外した仕掛けは必ず持ち帰りましょう!!
その5:タンクトップ
夏の海と言ったら「日焼け」です。キス釣りに行けば、一日で恐ろしいほど日焼けします。
Tシャツでもいいのですが、Tシャツの袖ライン日焼けがクッキリつくと、それはそれでなんだか間抜けです。
かといって上半身裸で釣り竿を振っていては、たとえ子供連れだとしても通報されかねません。
そこでタンクトップを1枚準備しておけば、少しワイルド感も演出しつつ、男らしい日焼けにも期待ができます。
初めてのキス釣りwith子ども。まとめ
今日は
子どもと一緒に初めてのキス釣りに行く方に向けての準備について解説しました。
次回は実際に釣りに行った様子を交えながら、キスの釣り方やさばき方などもご紹介したいと思います。
それでは本日のまとめです。
- キスは夏場、サーフ(砂浜)に行けば釣れる
- キスは、簡単な仕掛けで誰でも釣れる
- 子どもの初めての釣りにももってこい
- 釣り竿、仕掛け、エサがあればとりあえず釣れる
- 準備は入念に!!
- 子どもとの釣行は、いつにも増して安全を最優先!!